研究者情報

• 鈴木　千明

学歴

• 1991/03　東北大学医療技術短期大学部　看護学科　卒業（看護師免許取得　第720561号）
• 2000/09　放送大学教養学部　生活と福祉専攻（教養学士）修了
• 2006/09　山形大学大学院医学系研究科看護学専攻臨床看護学分野母子看護学領域（看護学修士）修了
• 2003/04　山形大学大学院医学系研究科看護学専攻臨床看護学分野母子看護学領域入学
• 2022/04　東北大学大学院　教育学研究科博士課程後期（臨床心理学）　入学

学位

• 臨床看護学分野母子看護学領域（看護学修士）

学会及び社会における活動等

• 日本小児看護学会、日本小児保健協会、家族心理学研究
• 2022/07　日本家族心理学会

研究分野

• その他　生涯発達看護学、臨床看護学、基礎看護学　その他　小児看護、小児看護学実習、小児がん、ヤングケアラー

著書

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論文

• 「軽度発達障害のある子どもの母親が支援を受けるきっかけと目的」（査読あり）　共著　東北福祉大学　特別支援教育研究センター研究紀要vol.4　2012/03
• 「発達障害をもつ子どものほめ方に関する保護者支援の効果」(査読あり）　共著　東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.2　2010/03
• 「発達障害のある子どもの母親の悩みと解決方法」（査読あり）　共著　東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.3　2011/03
• 「発達障害をもつこどもの保護者支援ペアレント・トレーニングに関する研究」（査読あり）　共著　東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.1　2008/12
• 「軽度発達障害のある子どもの保護者支援におけるスペシャルタイムの効果」（査読あり）　共著　東北福祉大学特別支援教育研究センター研究室研究紀要vol.5　2013/03

その他

• 「学生が考察した『入院中の教育の意義』」　その他（発表学会等）　2019/08　日本小児看護学会第29回学術集会講演集
• 「看護系大学生の母性看護学実習における個人情報保護・管理への取り組みの強化」　その他（発表学会等）　2019/06　第21回母性看護学学会学術集会抄録集
• 小児看護学実習における看護学生の学びと家族の付き添いとの関連　その他（発表学会等）　2018/08　第49回日本看護学会（看護教育）学術集会発表（示説）、広島市 第49回日本看護学会（看護教育）学術集会抄録集
• 「母親が発達障害のあるこどもの子育てにおいて困っていること」　その他（発表学会等）　2017/08　日本小児看護学会第27回学術集会発表（示説）、京都府 日本小児看護学会第27回学術集会講演集
• 「実習時期の順序性の違いによる看護学生の『障害』のとらえ方」　その他（発表学会等）　2017/08　日本小児看護学会第27回学術集会発表（示説）、京都府 日本小児看護学会第27回学術集会講演集

教育活動

• 課題学習の展開（プレパレーション）：講義で学んだ内容を学生自身でシナリオを設定し発表するという課題を提示した。小児と接触した経験のない学生にとっては発達を理解する機会でもなり、主体的に学習をすすめていた。また、患児役、母親役、医療者役を演じることでそれぞれの役割や思いを考察する動機にもなっていた。
• OSCEの授業導入：小児看護学援助論Ⅰにおいて、バイタルサイン測定場面を設定し学生1人1人の看護技術達成度を確認し、個別に指導している。具体的な声がけ、態度、事故防止対策など総合的に実践できることを目標とし、学生自身が課題を見出せるよう助言している。学生は意欲的に参加することができていた。また、小児看護学実習のレディネスを高めることができた。

研究活動

• （1）小児がん看護　ターミナルケアにおける小児科看護師の役割を検討し、チーム医療としてのトータルケアの確立を目指している。具体的には、「小児がんの子どもへの告知」、「小児がんの子どもとその家族のＱＯＬ向上」、「看護師の精神的ストレスの緩和」を中心に研究に取り組んでいる。
• （2）ペアレントトレーニング　発達障害の子どもをもつ保護者が効果的な対処方法を身につけ、その結果よりよい親子関係が確立できることを目的としている。その取り組みの中で、支援の方法・内容を追求し、「専門性に基づくアプローチの明確化」をテーマとして研究を進めている。
• （3）小児看護学実習における看護学生の学び　小児看護学実習記録をもとに、学生の学習意欲を高められる要因、また学生が困難を示す場面、小児看護における倫理問題の捉え方などを質的に分析し、効果的な指導について検討している。
• 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「復興過程における被災住民の生活の実態と健康問題に関する研究」　研究の目的は、仮設住宅移住者を対象として災害からの長期的な復旧復興過程で生じる生活と健康上の課題を参与的観察と横断的調査により明らかにし、居住者のニーズの充足と問題解決のための方策を検討することである。とくに、以下の2点を総合的に評価する。 1.発災直後から3年目までに被災者が直面した問題の時間的推移の実態 2.仙台市内で介護予防活動に参加している高齢者と仮設住宅に暮らす高齢者との比較検討