研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
渥美 惠美
氏名(カナ)
アツミ エミ
氏名(英語)
Atsumi Emi
所属
健康科学部 リハビリテーション学科(作業療法学専攻)
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1985/03 国立仙台病院附属リハビリテーション学院作業療法科卒業 (作業療法士免許:第11747号)
2000/03 放送大学教養学部卒業 学士(教養)
2003/03 東北大学文学研究科(博士課程前期2年課程)人間科学専攻心理学修了 修士【精神科作業療法における評価法の研究】
2011/03 東北大学文学研究科(博士課程後期3年課程)人間科学専攻心理学 修了 博士(文学)【リハビリテーションと対人関係―作業療法学生の社会的交流技能に関する研究―】
1998/03 仏教大学社会学部(通信制課程)退学
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1998/04 放送大学教養学部3年次編入学
2001/04 東北大学文学研究科(博士課程前期2年課程)人間科学専攻心理学入学
2008/04 東北大学文学研究科(博士課程後期3年課程)人間科学専攻心理学 入学
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学位
博士(文学)
学会及び社会における活動等
日本作業療法士協会、東北作業療法学会、宮城県作業療法士会、臨床精神科作業療法研究会、日本応用心理学会
研究分野
その他 人間医工学、リハビリテーション科学 その他 作業療法学生、コミュニケーションスキル、臨床教育、社会的交流技能、評価法
著書
『現代のエスプリ494号・感情教育』 共著 至文堂 2008/08
『精神科作業療法のための適応機能評価尺度の開発』(報告書) 共著 平成15-17年度 科学研究費補助金研究成果報告書 2006/03
『紛争・暴力・公正の心理学』 10章医療現場でのコンフリクトの予防と対処. 共著 北大路書房 2016/02
論文
「作業療法学生の社会的スキル学習に対する臨床実習の効果」(査読付き) 共著 応用心理学研究Vol36(2) 2011/03
「社会的交流技能自己評価尺度の妥当性の検証―臨床実習指導者評価を用いて―」 共著 感性福祉研究所年報第12号 2011/03
「臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:学生の悩みとの関連性」(査読付き) 共著 リハビリテーション教育研究Vol16 2011/03
博士論文:「リハビリテーションと対人関係-作業療法学生の社会的交流技能に関する研究―」 単著 東北大学文学研究科 2011/01
「Avoidance Brings Japanese Employees What They Care About in Conflict Management: Its Functionality and ”Good Member”」 共著 Negotiation and Conflict Management Research,V3,N2 2010/03
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「臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:指導者への葛藤解決方略」(査読付き) 共著 リハビリテーション教育研究Vol.14 2009/03
「A Cross-Cultural Study on Victim’s Responses to Apology in Interpersonal and Intergroup Conflicts」 共著 Tohoku Psychologica Folia, Vol.67 2008/03
「OT臨床実習のための社会的交流技能の検討:概念構成と尺度開発」 共著 文化Vol.71 No3.4 2008/03
「作業療法学生の社会的交流技能養成教育プログラムの開発に向けて:試行的実施」(査読付き) 共著 リハビリテーション教育研究、Vol13 2008/03
「実習後のアンケート結果から把握できた臨床実習Ⅰの実態」(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、4巻、1号 2008/03
「社会的交流技能事前教育プログラムに関する研究:学生の自己評価と性格要因の検討」(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、4巻、1号 2008/03
「社会的交流技能実習事前教育プログラムに関する研究:社会的交流技能自己評価(SA)尺度Ver2作成と因子分析』(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、4巻、1号 2008/03
「臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:指導者との葛藤場面の分類」(査読付き) 共著 リハビリテーション教育研究、Vol13 2008/03
「作業療法臨床実習のための社会的交流技能事前教育プログラムに関する研究(第1報):学生の持つ交流技能の分析』(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、3巻、1号 2007/03
「社会適応機能評定における評定者バイアスの探索的検討」(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、2巻、1号 2006/03
「精神科OTにおける適応性評価尺度の開発:ASPOTの信頼性の検討」 共著 文化、第68巻、3・4号 2005/03
「精神科OT評価用新尺度ASPOTの妥当性検討」(査読付き) 共著 リハビリテーション科学、1巻、1号 2005/03
「Psychiatric patients' self-efficacy and their performance and adaptive functions in occupational therapy」 共著 Tohoku Psychologica Folia, Vol. 63 2004/03
「精神科作業療法における評価法の研究」(修士論文) 単著 東北大学文学研究科 2003/03
「精神科作業療法における評価法の研究」(東北大学文学研究科・修士論文) 単著 東北大学文学研究科 2003/03
「県士会員の卒後教育の状況 ~教育部の資源調査結果から~」 共著 第6回宮城県作業療法学会誌 2003/03
「精神科作業療法の評価に関する実態調査」(査読付き) 共著 作業療法ジャーナル、第37巻、2号 2003/02
「精神科作業療法における評価の構造に関する検討」(査読付き) 共著 作業療法第』22巻、1号 2003/01
「Motive of Responses to Anger in Conflict Situations : A Cross-Cultural Analysis」 共著 Tohoku Psychologica Folia 61 2002/03
「目標達成の観点から見た組織内葛藤解決方略の効果 特に葛藤回避の効果を巡って」 共著 東北大学文学研究科研究年報52 2002/03
「精精神科OT評価システム(ASPOT)尺度試案の開発 と基準関連妥当性の検討」 共著 第13回東北作業療法学会誌、通巻13 2002/03
「Theoretical considerations on assessment for Psychiatric occupational therapy: Factors of social adaptation and assessment of them」 共著 Tohoku Psychologica ・Folia 60 2001/03
「精神分裂病に対するストレス脆弱性の検証とストレスマネージメントモデルの提案」(査読付き) 共著 作業療法、第13巻、2号 1994/06
「精神病院で期待されるOTに向かって」 単著 東北作業療法学会誌通巻2号 1991/08
「チームとしての精神医療について~一症例を通して~」 単著 宮城県作業療法士会定例研修会論文集 通巻1号 1988/04
「こころの健康と生活」 単著 生涯学習支援室年報第14号 2013/03
「作業療法学生の適性評価尺度作成の試み」 共著 リハビリテーション教育研究V20 2015/03
「本学における作業療法臨床教育の取り組みについて」 共著 リハビリテーション教育研究Vol20 2015/03
「実習施設分野による社会的交流技能の変化」 共著 リハビリテーション教育研究Vol20 2015/03
「評価実習を経験した学生の社会的交流技能の変化」 共著 リハビリテーション教育研究Vol20 2015/03
「クリニカル・クラークシップ型臨床実習後の学生の自己評価」 共著 リハビリテーション教育研究21 2016/03
「クリニカル・クラークシップ型臨床実習の学生の臨床的学びへの影響」 共著 リハビリテーション教育研究21 2016/03
「評価実習におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習導入の学生への影響」 共著 リハビリテーション教育研究21 2016/03
「釈明受容に対する被害回復知覚の効果 : 比較文化研究」 共著 東北大学文学研究科研究年報 65 2016/03
「本学の臨床実習の考え方と取り組み―大学教育の立場からー」 共著 作業療法ジャーナル 2016/12
「臨床実習における社会的交流技能の到達度―領域による違いについて―」 共著 リハビリテーション教育研究22 2017/03
「クリニカルクラークシップ型臨床実習による学生の学びへの影響」 共著 感性福祉研究所年報第20号 2019/03
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その他
学会発表:臨床実習Ⅰの指導者評価に対する社会的交流技能の効果の検討 共著 2011/06 第45回日本作業療法学会(埼玉)
学会発表:臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:学生の悩みとの関連性 共著 2010/08 日本リハビリテーション学校協会第23回教育研究大会・教員研修会(札幌)
学会発表:作業療法学生の社会的交流技能に対する臨床実習効果に関する研究―評価技術実習と総合実習での比較- 共著 2009/06 第43回日本作業療法学会
学会発表:臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:指導者への葛藤解決方略 共著 2008/08 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会第21回教育研究大会
学会発表:作業療法学生の社会的交流技能に対する臨床実習の効果 共著 2008/06 第42回日本作業療法学会
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学会発表:臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:対象者との対人葛藤の分類 共著 2007/10 第10回宮城県作業療法学会
学会発表:作業療法学生の社会的交流技能養成教育プログラムの開発に向けて:試行的実施 共著 2007/08 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会第20回教育研究大会
学会発表:臨床実習における作業療法学生の対人葛藤:指導者との葛藤場面の分類 共著 2007/08 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会第20回教育研究大会
学会発表:社会的交流技能実習事前教育プログラムに関する研究―社会的交流技能自己評価(SA)尺度Ver2の因子分析― 共著 2007/06 第41回日本作業療法学会
学会発表:社会的交流技能実習事前教育プログラムに関する研究-学生の自己評価と性格要因の検討― 共著 2007/06 第41回日本作業療法学会
学会発表:社会的交流技能実習事前教育プログラムに関する研究-学生自己評価(SA尺度Ver2)と実習指導者評定の関係― 共著 2007/06 第41回日本作業療法学会
学会発表:作業療法臨床実習のための社会的交流技能事前教育プログラムに関する研究(第1報)―学生の持つ交流技能の検討― 共著 2006/09 第17回東北作業療法学会
学会発表:Do People Reject Apology for Group Harms? A Cross-Cultural Consideration 共著 2006/07 国際比較文化心理学会第18回大会(ギリシャ)
症例報告へのコメント その他(発表学会等) 2006/03 臨床精神科作業療法研究会第3巻1号
学会発表:Public Evaluation and Acceptance of Public Enterprise Policies in Japan:Evaluative Clusters, Political Parties, and Residential Areas 共著 2005/06 国際葛藤学会(スペイン)
学会発表(ワークショップ):あさかホスピタルでの取り組み 共著 2004/10 第15東北作業療法学会
学会発表:Japanese psychiatric patients’ self-efficacy and their performance and adaptive functions in occupational therapy 共著 2004/08 International Congress of Psycholog 2004 (国際心理学学会)
学会発表:精神科OTにおける適応機能評価の精度―評定者間の一致度を指標にー 共著 2004/05 第38回日本作業療法学会
学会発表:精神科OT評価評価システム(ASPOT)短縮版の作成の試み 単著 2003/09 日本応用心理学会第70回大会
学会発表:Motives and Response to Anger : A Cross-Cultural Aalysis. 共著 2003/07 International Association of Cross-Cultural Psychology(比較文化心理学会2003年大会.ハンガリー):シンポジウム
学会発表:精神科OT評価のための新尺度開発~ASPOT尺度試案の信頼性の検討~ 共著 2003/06 第37回日本作業療法学会
学会発表:県士会員の卒後教育の状況 ~教育部の資源調査結果から~ 共著 2003/03 第6回宮城県作業療法学会
学会発表:精神科OT評価のための新尺度開発-ASPOT尺度試案の併存的妥当性の検討- 共著 2002/09 日本応用心理学会第69回大会
学会発表:精精神科OT評価システム(ASPOT)尺度試案の開発と基準関連妥当性の検討 共著 2002/09 第13回東北作業療法学会
学会発表:精神科作業療法における評価構造の分析 共著 2002/05 第36回日本作業療法学会
報告書:精神科作業療法の評価に関する調査報告書 単著 2001/12 東北文化学園大学
学会発表:精神科作業療法における評価法の実態調査より 共著 2001/09 日本応用心理学会第68回大会
学会発表:臨床実習における実習評価と学生評価の比較 共著 2001/06 第35回日本作業療法学会
学会発表:臨床実習指導報告書における評価尺度の信頼性の検討 共著 2001/06 第35回日本作業療法学会
学会発表:自分自身を知るために~OTPを用いた集団アプローチ~ 共著 2001/06 第35回日本作業療法学会
学会発表:面接技法としてのCOPMの有用性-精神科領域での使用の経験 共著 1998/06 第32回日本作業療法学会
学会発表:精神病院で期待されるOTに向かって 単著 1991/08 東北作業療法学会(青森県)
学会発表:チームとしての精神医療について~一症例を通して~ 単著 1987/08 宮城県作業療法士会定例研修会(仙台市)
学会発表:「作業療法学生の適性評価尺度作成の試み」 その他(発表学会等) 2014/08 第27回教員研究大会・教員研修会(倉敷)
学会発表「本学における作業療法臨床教育の取り組みについて」 その他(発表学会等) 2014/08 第27回教育研究大会・教員研修会(倉敷)
「クリニカル・クラークシップ型臨床実習の検討-臨床実習指導者への調査結果より-」 その他(発表学会等) 2014/10 作業療法教育研究大会(東京)
「クリニカル・クラークシップ型臨床実習後の学生の自己評価」 その他(発表学会等) 2015/08 第28回教員研究大会・教員研修会(仙台)
「クリニカル・クラークシップ型臨床実習の学生の臨床的学びへの影響」 その他(発表学会等) 2015/08 第27回教員研究大会・教員研修会
「釈明受容に対する被害回復知覚の効果:比較文化研究」 その他(発表学会等) 2015/10 日本グループ・ダイナミックス学会 第62回大会(奈良大学)
「臨床実習におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習導入の学生への影響」 その他(発表学会等) 2015/08 全国リハビリテーション学校協会第28回教育研究大会・教員研修会(仙台)
「本学の臨床実習の考え方と取り組み―大学教育の立場から―」 共著 2016/12 作業療法ジャーナルVol50.No13
学生の作業療法士として従事することへの期待と臨床教育での経験との関係 その他(発表学会等) 2016/09 第50回日本作業療法学会(札幌)
臨床実習期間中の学生の認識における経時的変化―達成度、ストレス、生活時間及び人間関係― その他(発表学会等) 2016/09 第50回日本作業療法学会(札幌)
.リニカル・クラークシップ型臨床実習で学んだ学生の認識の変化―学生への調査結果より― その他(発表学会等) 2016/10 第21回日本作業療法教育学術集会(仙台)
謝罪による信頼回復― 逆転効果を巡る検討 ― その他(発表学会等) 2016/09 日本応用心理学会第83回大会(札幌市立大学)
作業療法参加型臨床実習を目指した取り組みと学生の認識―CCS型臨床実習の取り組みに対するアンケート結果より―
その他(発表学会等) 2020/09 第54回日本作業療法学会(Web)
精神科作業療法の評価 その他(発表学会等) 2017/12 臨床精神科作業療法研究第14巻1号
臨床的思考を育む臨床教育のシステムの検討 その他(発表学会等) 2023/11 第57回日本作業療法学会(沖縄県宜野湾市・沖縄コンベンションセンター)
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教育上の能力に関する事項
教育活動
レジュメの利用と学生が主体的に学習できる演習の実施 講義科目では、事前に講義資料を作成し配布している。その資料に学生が講義を聞き直接記載することで、講義ノートを完成し教科書と併せて後日復習できるよう配慮している。また、具体的な事例を挙げながら学生がイメージし理解し易いようにすることと、視覚的資料用い、講義の間にミニ演習を実施しながら、学生の理解が進むような講義を心がけている。演習科目では、(1)実施の方法を講義し、その後グループ・ワークやロール・プレーイングなどを実施し、(2)学習を深めるため学生主体の事例検討とその発表、学生間での患者を想定した実習など、により実体験を伴った知識・技術の習得が出来るような実施を心がけている。
研究活動
OT学生の社会的交流技能教育プログラムの検討 作業療法(OT)教育で臨床実習が大変重要であるが、OTの専門的知識や技術以外に、患者と関われない、責任を果たせない、などの態度の問題を指摘される学生が増えている。これらの専門的な知識や技術以外に、臨床実習を円滑に進めるために必要な対人関係能力や社会的技能を養成のためのより効果的なOT教育プログラムの開発を目指し、(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化、(2)社会的交流技能を養成する教育プログラムの開発、(3)教育プログラムの効果の検討、(4)社会的交流技能の習得に関連した学生側の適性の把握、の4課題をあげ学生に調査への協力を求め、研究を進めている。
作業療法臨床教育の取り組みに関する研究 本専攻の臨床教育がより効果的なものとなるために、クリニカルクラークシップやトップダウンアプローチ等を導入した新しい臨床実習を検討し導入する。そのための新しい臨床実習の手引きを作成し、また、アンケート調査にて指導者や学生から実習に対する効果について情報収集しそのデータを分析する。
新しい臨床教育スタイルの検証 指定規則の改定に伴い、臨床教育システムを改定・実施している。本システムの教育効果を確認するため、指導者、学生、教員に対して調査を進めている。
急性期病棟におけるメタ認知トレーニングの神経認知および社会認知への影響 -混合研究法による分析- 2024年5月よりせんだんホスピタルにて➀急性期病棟でのメタ認知トレーニング(以下MCT-J)の実施可能性を検証する。②MCT-Jにおける認知機能への影響を量的・質的データを収集、検証し、短期間での介入における認知機能リハビリテーションの可能性を示す。➂MCT-Jが生活へどのような影響があるかを示す。という目的にて研究に分担者として参画している。OTとしてメタ認知トレーニングのグループを実施し同意の得られた対象者よりデータ収集し分析する予定である。