本専攻では、学生達が臨床場面で段階的に学習できるよう、4回の実習を実施している。初回の評価実習Ⅰは2年次後期に3週間行われるが、作業療法を体験する実習としてクリニカル・クラークシップを導入している。臨床実習では、自分がどれくらい適切に遂行できたか、どれくらい多くのことを学んだかという実習の達成度に関する学生の自己評価は実習効果を左右する大きな要因と考えられる。本報では学生たちの自己評価と教員と指導者(SV)による実習評価を比較し、両者に違いのある学生たちの実習経験の特徴について検討した。
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渥美惠美 佐藤善久 紀國谷恵子 伊藤明海