「実習後のアンケート結果から把握できた臨床実習Ⅰの実態」(査読付き)
臨床実習Ⅰの実態把握を目的にアンケートを実施し、分析を行った。結果、(1)実習中の担当患者数が、1名ないし2名担当した学生と5名以上担当した学生とに二極化した。(2)学生たちは臨床実習Ⅰを、有意義であり、学ぶことが多いが、悩み多い実習でもあると感じていた。(3)実習の内容(記録・課題・セミナー等)にできたという実感をもっていなかった。(4)実習中の生活時間は、記録記載にもっとも多くの時間を要し、それに比べ、自主学習時間が短かった。pp.45-54田上義之、渥美恵美、高橋千賀子
リハビリテーション科学、4巻、1号