「精神科作業療法における評価の構造に関する検討」(査読付き)
海外のOT評価尺度と全国の精神科施設から収集した133尺度の項目分類を試みた。患者の適応機能に関連した3領域を2段階の手続きで行う2段階OT評価システムを提案した。3領域とはADL、対人関係、個人的要因であり、評価の2段階とは、OT場面の適応機能評価、実社会で患者が示しうる適応機能評価である。複数回のOT場面観察評価の結果を統合することによって、実社会での患者の適応可能性を推測評価する。pp.41-52渥美恵美、大渕憲一
作業療法第』22巻、1号