「対象者効果技能」、「指導者期待技能」、「OT実施に必要な技術・知識」の3領域を理論的に仮定し、それを基に93項目の社会的交流技能自己評価尺度(SA尺度)Ver2を作成した。同意を得たOT学生225名にこの尺度を実施し、因子分析(主成分分析、固有値1基準、プロマックス斜交回転)を行い、「専門的スキルと知識」、「対象者への尊重と配慮」、「(対象者との)積極的交流」、「指導者との円滑な関係」、「柔軟な対処」、「勤勉実直な態度」、「責任ある行動」7因子が得られた。
pp.11-19
渥美恵美、大渕憲一、稲垣成昭、勅使河原麻衣