学会発表:チームとしての精神医療について~一症例を通して~
宮城県作業療法士会定例研修会(仙台市)
自発性に欠け自閉的傾向の強い精神分裂病患者に対し、自己表現できる事を目標としたOTを開始した。活動性が向上してきた時点で、クラブ活動、職業前活動など、他職種が関わる複数の活動が導入され、それまでばらばらに活動することの多かったDr、看護者、PSW、など多くのスタッフとの相談の機会が増えた。その結果、症例に対する幅の広いアプローチが可能となったが、他職種との協力体制を取ることは難しく、今後の課題も明確になった。