研究者情報
研究者基礎情報
研究者情報
学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
鎌田 克信
氏名(カナ)
カマダ カツノブ
氏名(英語)
Kamada Katsunobu
所属
総合福祉学部 福祉心理学科
職名
講師
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
 
学歴
1992/03 宮城教育大学大学院教育学研究科保健体育専攻修士課程 教育学修士【「からだ育て」としての体育についての考察】
1990/03 宮城教育大学教育学部小学校教員養成課程 教育学学士【アメリカ「新体育」とオーストリア「自然体育」の比較研究】
学位
教育学修士
学会及び社会における活動等
2016/10 日本教育保健学会(理事)
2017/04 日本学校保健学会
2017/04 仙台市内保育園 園内研究協力
研究分野
その他 教育学 保健体育科教育学 その他 教育保健 養護教諭養成 からだ育て
著書
「走・跳・投の遊び/陸上運動の指導と学習カード」 共著 雑誌「教育技術」11月別冊 1995/11
「からだ育て」と「運動文化」 共著 大修館書店 1997/05
体育の授業づくりへの挑戦3 子どもと共に生きる体育の授業 共著 明治図書 1997/12
子どものからだと心 健康教育大辞典 共著 旬報社 2001/07
宮城の体育実践 共著 創文企画 2012/04
全て表示する(9件)
東日本大震災 教職員が語る 子ども・いのち・未来 共著 明石書店 2012/10
教師のための教育保健学 共著 東山書房 2016/04
保健の授業とからだの学習 共著 きた出版 2017/03
日本教育保健研究会・学会25年間の教育保健研究の成果と課題 研究プロジェクト・最終報告書 共著 日本教育保健学会 2019/03
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論文
新型コロナウイルス感染症蔓延下における保健教育の課題とその可能性 -小学校で実施した新型コロナウイルス感染症の授業を手掛かりにして- 単著 学校保健研究 2021/07
「東日本大震災後の東北被災地と東南海地域沿岸部の学校における津波防災 -震災7年後の現状と課題―」 共著 学校保健研究 2020/06
その他
「特集 なぜ実践記録を書くのか 続『荒馬』に燃え『荒馬』でつながっていく子どもたち」 単著 2002/01 雑誌「カマラード」30号宮城県民間教育研究団体連絡協議会
「『いのち』について考える」 単著 2012/02 雑誌「教育」国土社
「子どもたちの『声なき声』に耳を傾けながら」 単著 2014/03 雑誌「教育」かもがわ出版
「保健の授業づくりを楽しむ~子どもが生活・からだと対話する授業の原則~」 単著 2018/08 「保健室」8月号 No.197 本の泉社
「眠っているのは死んでいるのと同じかな?~子どもが生活・からだと対話する授業~」 単著 2018/10 「保健室」10月号 No,198 本の泉社
全て表示する(16件)
「からだ観・生命観を育む『生命誕生のまなび』」 単著 2018/12 「保健室」12月号 No,199 本の泉社
「からだ観・生命観を育む『いのちをさかのぼり,限りあるいのちをみつめる』」 単著 2019/02 「保健室」2月号 No,200 本の泉社
からだを軸にした保健の授業を -どうして発熱するのかな- 単著 2019/10 創文企画 雑誌「たのしい体育・スポーツ 2019年秋号・通巻313号」
新学習指導要領と健康教育・性教育の実践課題 単著 2019/07 創文企画 「たのしい体育・スポーツ 2019年夏号・通巻312号」
子どもの「生活とからだ」を軸にして学ぶ保健の授業~小学校での生活習慣病の授業から その他(発表学会等) 2021/11 日本学術会議・日本学校保健学会第67回学術大会市民公開シンポジウム
誌面公開授業「からだの学習」 感動的で対話のあるからだの学習に挑戦してみませんか 共著 2020/07 「健」2020年7月号 日本学校保健研修社
子どもたちの疑問と要求に応え,からだへの信頼と価値を育む教育をーコロナ禍における「からだの学習」の可能性ー 単著 2021/03 日本教育保健学会
子どもたちと共にからだ観・生命観をみがく-「生命の誕生」そして「いのちをさかのぼり,限りあるいのちをみつめる」授業から- 単著 2020/03 日本教育保健学会
教室・職員室で見る子どもの発達困難とそれを克服するための連携・協働:2年間の不登校から再登校を始めたAの事例をもとに 単著 2019/03 日本教育保健学会
「いま考える 子どもにとっての学校とは?」学校の存在意義について教育保健学的な視点から迫る その他(発表学会等) 2022/03 日本教育保健学会
子どもが子どもとして生き,成長することのできる学校を問い続けよう 単著 2022/04 みやぎ教育文化研究センター 研究年報 第2号 2022
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教育上の能力に関する事項
教育活動
養護教諭免許取得に関係する授業について 子どもたちのからだと心を守り育てることは,教育の根幹であり,それに深く関わる養護教諭の教育的な仕事の重要性を学び合うことができるように心がけている。健康課題に対処するだけでなく,歴史的,社会的,文化的背景や子どもたちを取り囲む状況を捉えながら,からだと心のありようを探り,実践に結び付けていくことができるよう,調査活動や模擬授業,討論などを取り入れている。
健康科学の授業について 将来教育や福祉の仕事に就く学習者を意識し、その基礎となる現代社会における健康問題の特徴とそのための基礎的理解を深める内容を扱っている。また、これからの男女共同参画社会の推進に貢献しうる性と健康・共生の考え方にも言及し,よりよく生き,支え合う社会を創り出すための知識と教養を身に付けられるよう考慮している。講義形式ではあるが,問いかけながら授業を行い,予想し,考えながら学べるように配慮している。
研究活動
「主体形成としてのからだ育て」を目指す体育・保健授業の実践的研究 教育の根幹は子どもたちのからだと心を守り育てることである。そして,そのいのちは,一人一人がもつ個性的でかけがえのないものであり,からだそのものである。そのからだは,文化を学び合い,習得し合うことで成長する。その発達と成長を保証するために,からだに深く関わる教科である体育及び保健の学習を重視し,その授業がどうあるべきか実践的に研究を重ねてきた。からだの実感を大切にし,その実感を手掛かりにして運動を捉え直したり,自分たちの生活を見つめなおしたりしていく。そこに,科学的な知識に基づいた学び,豊かな文化との出会いを組み込むことで,子どもたちは新たな可能性をもった自分と出会っていく。その変容を把握し,共有し,授業を改善していくために,「書く」ことを中心とした表現活動を位置付け,検討している。子どもの姿を起点とした授業づくりに始まり,実践の検討を行い,その原理・原則を明らかにするよう研究を続けている。
養護教諭養による教育実践の創造とその課題 養護教諭の仕事に教育としての視点を当てることで,これまでも多くの教育実践が創造されてきた。そこから導き出された原理・原則に学びながら,より複雑な社会・環境に生きる子どもたちに関わる養護教諭による実践を創造し,子どもたちのいのちと健康を守り育てる教育実践のあり方について研究を行っている。