教師にとって最も必要なものは「いのちと健康を守り育てる」という視点である。学校生活の中には,子どもの身体的・心理的変化をつかむ機会,からだそのものを学ぶ機会が多くあること,教職員と保護者,地域が協働して取り組むこと,実感を伴ったからだの学びを展開することの重要性について考察した。さらに,子どもたちの表情,しぐさ,行動,作文等,様々な形で心の内を読み取っていく必要があることについても提起した。
Ⅲ 教育としての保健活動ー4 学級担任による保健的ケアと教育ー1 子どものいのちと健康を守り育てる教師の仕事(1) p115~p119
藤田和也,数見隆生,近藤真庸,宍戸洲美,下村義夫,野井真吾,<b>鎌田克信</b>他47名