研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
鈴田 泰子
氏名(カナ)
スズタ ヤスコ
氏名(英語)
Suzuta Yasuko
所属
総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1989/03 東北大学教育学部教育学科卒業 教育学士
2003/03 玉川大学教育学部(通信教育部・小学校免許状コース)修了
2005/03 東北福祉大学大学院総合福祉学研究科修士課程社会福祉学専攻修了 修士(社会福祉学)
2008/03 東北福祉大学大学院総合福祉学研究科博士課程社会福祉学専攻修了 博士(社会福祉学)
学位
博士(社会福祉学)「発達障害児のコミュニケーション障害とスクールソーシャルワークに関する基礎的研究」
学会及び社会における活動等
日本社会福祉学会、日本ソーシャルワーク学会、日本学校ソーシャルワーク学会、日本特殊教育学会、日本LD学会
2019/06 日本野外教育k学会
研究分野
その他 社会福祉学、スクールソーシャルワーク その他 特別支援教育、発達障害児、ソーシャルスキル・トレーニング 社会福祉学 スクールソーシャルワーク 特別支援教育 発達障害児、コミュニケーション支援、ソーシャルスキル・トレーニング
著書
 
論文
「軽度発達障害児のソーシャルスキル・トレーニングに関する試み -東北福祉大学特別支援教育研究センターにおける実践から-」 共著 東北福祉大学研究紀要第31巻 2007/03
「発達障害児のソーシャルスキル・トレーニングにおける行動上の課題について」 単著 東北福祉大学研究紀要第32巻 2008/03
「発達障害児の不適応行動と生理・認知特性の関連について」 単著 東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.2 2010/03
「SSTにおける発達障害児のコミュニケーション障害の分析例 -主としてハンドベル演奏場面の分析を通して-」 単著 東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.2 2010/03
「教科学習における発達障害児のコミュニケーション障害分析の試み」 単著 東北福祉大学特別支援教育研究センター研究紀要Vol.2 2010/03
全て表示する(13件)
「発達障害児の認知・音声情報処理の特徴について -動作・歌遊び『さんぽ』の学習から」 単著 特殊教育学研究第48巻第3号 2010/09
「東北福祉大学における発達障害児へのソーシャルスキル・トレーニング」 共著 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要Vol.3 2011/03
「発達障害児への小集団によるソーシャルスキル・トレーニング -アスペルガー症候群の子どもの変容を通して-」 単著 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要Vol.4 2012/03
「発達障害児の『コミュニケーションが苦手』の観察視点と諸相 ―コミュニケーション行動の実態像と特徴の把握に向けて―」 共著 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要Vol.5 2013/03
「発達障害児のコミュニケーション障害の支援に関する実践的研究」 単著 博士論文 2010/09
「発達障害児への支援ネットワークの形成に関する一考察-スクールソーシャルワークの視点から-」 単著 東北福祉大学研究紀要第35巻 2011/03
「東北福祉大学における発達障害児のソーシャルスキル・トレーニングの理解のために」 共著 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要第6号 2014/03
「発達障がいのある人たちの社会参加に向けたソーシャルワークの試み ーソーシャルスキル・トレーニングにおける子どもたちの発達的変容を通してー」 単著 ソーシャルワーク研究.Vol.44, No.4, WINTER 2019 2019/01
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その他
子育て支援サービスとソーシャルワーク -地域生活における子育て支援の課題としてのソーシャルワークの重要性- 単著 2005/06 生活経済学会第20回研究大会(於:愛知大学)
子育て支援におけるソーシャルワークのあり方に関する研究 -主として子育て支援サービス利用者の事例研究を通して- 単著 2005/10 日本社会福祉学会第53回全国大会(於:東北福祉大学)
軽度発達障害児と地域福祉 -東北福祉大学特別支援教育研究センターにおける試みから- 単著 2006/10 生活経済学会東北部会第12回研究大会(於:東北福祉大学)
発達障害を持つ子どものソーシャルスキル・トレーニングの効果に関する検討 単著 2007/08 日本公益学会第8回大会(於:常盤大学・常磐短期大学)
発達障害児の不適応行動と生理・認知特性の関連について 共著 2009/09 日本特殊教育学会第47回大会(於:宇都宮大学)
全て表示する(37件)
発達障害児の支援活動におけるソーシャルワークの役割を考える 単著 2009/10 日本社会福祉学会第57回全国大会(於:法政大学)
発達障害児のコミュニケーション障害への支援とスクールソーシャルワーク 単著 2010/09 日本特殊教育学会第48回大会(於:長崎大学)
発達障害児の音楽活動における音声情報処理の諸相 -歌遊び「さんぽ」を教材として 単著 2010/10 日本LD学会第19回大会(於:愛知県立大学)
発達障害児のコミュニケーション障害実態把握の方法試論 -生活場面と情報処理の視点から- 単著 2011/07 日本ソーシャルワーク学会第28回大会(於:川崎医療福祉大学)
不登校傾向のある発達障害児の相談事例について 共著 2011/11 日本学校ソーシャルワーク学会第6回全国大会(於:西南学院大学)
発達障害児の小学校から高校入学にわたる自立への支援について ―スクールソーシャルワークの視点から― 単著 2012/07 日本学校ソーシャルワーク学会第7回全国大会(於:四国学院大学)
発達障害児と保護者のSSTへの支援ニーズの本質について ―小集団におけるSSTの実践から― 単著 2012/10 日本LD学会第21回大会(於:宮城教育大学)
学童期におけるソーシャルスキル・トレーニングの実際 単著 2007/01 LD等通級指導教室担当者研修会(岩手県教育委員会)
ソーシャルスキル・トレーニングの実践例について 単著 2007/02 平成18年度障害児放課後ケア支援事業実施団体研修会(仙台市健康福祉局障害企画課)
ソーシャルスキル指導の実際 単著 2007/08 平成19年度特別支援教育コーディネータースキルアップ研修会(仙台市教育センター)
学童期のソーシャルスキル・トレーニング 単著 2007/08 第2回特別支援教育研修会(酒田市教育委員会)
設定場面における発達障害児のソーシャルスキル・トレーニングの実際 単著 2007/11 平成19年度第5回指導力アップ講座(東北福祉大学)
SSTの指導について 単著 2007/12 文部科学省採択事業「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」基礎講座(東北福祉大学)
発達障害児のソーシャルスキル・トレーニングについて 単著 2008/01 日本臨床発達心理士会東北支部資格更新研修(日本臨床発達心理士会東北支部)
学齢期のソーシャルスキル・トレーニングの実際 単著 2008/02 平成19年度特別支援教育相談セミナー(青森県総合学校教育研究センター)
ソーシャルスキル・トレーニングの基礎 単著 2008/02 仙台市立小松島小学校全教職員研修(仙台市小松島小学校)
発達障害児の理解とソーシャルスキル・トレーニングの実際 単著 2008/06 平成20年度特別支援教育コーディネーターリーダー養成研修(岩手県総合教育センター)
発達障害のある子どものソーシャルスキル・トレーニングの実際 単著 2010/07 平成22年度発達障害のある児童生徒の特別支援教育研修講座(東北福祉大学)
発達障がいのある児童生徒のソーシャルスキルトレーニングの実際 単著 2010/11 平成22年度第2回巡回相談員等研修会(岩手県教育委員会)
発達障害児の小集団におけるソーシャルスキル・トレーニング 単著 2012/02 宮城音楽療法研究会第60回研修会(仙台市太白区中央市民センター)
小集団における発達障害児へのSST 単著 2012/05 平成24年度仙台市教育委員会特別支援教育コーディネーター養成研修会(仙台市市役所)
発達障害児へのかかわりについて 単著 2012/11 平成24年度発達障害早期支援事業第2回連絡会議(塩竈市教育委員会)
発達障害児のコミュニケーション支援について 単著 2013/08 みやぎ発達障害サポートネット研修会(仙台市青葉中央市民センター)
「子どもの『生きる場』における自己表現とコミュニケーション」 単著 2013/11 臨床美術学会第5回大会シンポジウム
分科会⑤学校現場の心理教育「発達障害の心理教育 —学齢期の児童・生徒を対象とした小集団SSTの実践を通して—」 単著 2014/03 心理教育・家族教育ネットワーク第17回研究集会(仙台市・江陽グランドホテル)
「スクールソーシャルワーカーの役割と発達障害児のためのソーシャルスキル・トレーニング」 単著 2014/07 平成26年度利府町教育委員会学力向上パワーアップ支援事業 利府町小・中学校教育講演会
「様々な児童・生徒の理解と対応の在り方について」 単著 2015/05 平成27年度非常勤職員等研修会(宮城県宮城郡利府町)
「発達障害のある児童・生徒の理解とかかわりについて」 単著 2015/06 平成27年度伊具地区学校保健会研修会(宮城県角田市)
「通常学級に在籍している特別な支援の必要な生徒への理解・配慮と保護者への支援について」 単著 2015/07 七ヶ浜町立向洋中学校校内研修会(宮城県宮城郡七ヶ浜町)
「学校・家庭・地域における共通認識の成立プロセスについて ー発達障害のある子どもと保護者に対するスクールソーシャルワークからー」 共著 2015/07 日本学校ソーシャルワーク学会第10回記念大会(福岡国際会議場/久留米大学)
「家族に対するソーシャルワーク実践の困難事例 —発達障害児を見守る視点から—」 共著 2015/07 日本社会福祉学会東北部会第15回研究大会青森大会(青森県立保健大学)
「私のスクールソーシャルワーカー体験記(その1)」 単著 2015/03 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要第7号
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教育上の能力に関する事項
教育活動
総合マネジメント学部、総合福祉学部「リエゾンゼミⅡ」「リエゾンゼミⅢ」「リエゾンゼミⅣ」 発達障害児・者の特性を理解し、彼らの多くが抱えている対人コミュニケーション上の課題について考える。さまざまな志向性を持つ学生たちが意欲を持って参加できるよう、テキストや文献をもとに課題を設定し、ディスカッションやディベート、レポート発表や実践活動をもとにした事例報告などを指導している。演習中には知識の習得だけでなく、学生たちが自らの意見を述べ、他者の意見に耳を傾け、円滑にコミュニケーションをはかる方法を身につけて社会で役立てられるよう配慮している。
総合福祉学部「リエゾン・ゼミⅠ 担任とのチーム・ティーチングによる副担任を務める。入学して間もない学生らが大学という場に慣れ、学業や人間形成への意欲を向上できるよう、心理面や実践面における指導を行っている。
総合福祉学部「情報処理実習」 パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)による文書作成、表計算などの基礎を指導。パソコン操作法の習得だけでなく、実社会で応用する力つけることを目的としている。パソコンに対して苦手意識を持つ学生らに対し、ていねいな個別指導やレポート課題添削指導などの配慮を行っている。履修学生は自ら収集したデータを集計・グラフ化し、レポートを作成できるようになる。
通信教育部「子どもと社会」 子どもの健やかな育ちと社会のかかわりについて考える視点を持つことを目的とした指導を行っている。さまざまな学歴や生活背景を持つ学生たちが興味を持って学習に取り組めるよう、身近なテーマやテキストを採用。レポートの構成や内容とともに、用語の理解や文法の用法などに関しても、丁寧なレポート添削指導を行っている。
個別ニーズを持つ学生への対応 発達障害のある学生について、個別ニーズに対応した支援を行う。特別支援教育研究室のスタッフとともに、本人や保護者らと面談し、本学で学生生活を送るために必要な支援を行っている。必要に応じて、学生の所属学科教員や履修科目担当教員や、医療サイドとも連携。
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ファカルティ・ディベロップメントへの参加 大学内外で実施される教員向け研修に参加し、学生の教育・指導方法について学んでいる。近年は特に、初年度ゼミや次年度ゼミの運営や、学生生活に関する学生の指導方法について学ぶ。
特別支援教育研究室における発達障害児の支援 特別支援教育研究室の専任スタッフとして、発達障害児のコミュニケーション障害を視点とした課題解決に向けてソーシャルスキル・トレーニング(以下、SSTと記す)の実践と研究に注力している。実践にあたっては、ボランティアスタッフとして活動する本学学生の教育も同時に行っている。発達障害に関する理解を深め、発達障害児を観察するにあたっての視点、SSTにおける支援者としてのかかわり方などを指導している。教員採用試験を目指す学生たちには、これらが大変役に立つと好評である。
学生サークル(文化会部)の指導 文化会部「ソーシャルスキル・トレーニングの会ひまわり」の部長として、会員である学生たちの指導を行う。彼らが支援を行う発達障害児やその保護者らとのかかわり方や、部内外における課題について、学生たちが自ら問題を発見して解決するための助言・指導を主とする。
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研究活動
発達障害児のコミュニケーション障害の支援に関する基礎的研究 東北福祉大学特別支援教育研究室を利用する発達障害児らを対象とし、児らのコミュニケーション障害の個体特性を把握するため、多領域(主として家庭・学校・地域)・多水準(第1水準~第4水準)における実験的指導や参与観察による資料収集を行う。このように実態把握を実証的に行った結果をもとに、個体(発達障害児)と環境(家庭・学校・地域)の相互調整を図ってコミュニケーション障害を軽減または解決する方略を探る。
他者とのかかわりに困難のある子どもたちへのスクールソーシャルワークの実践的研究 発達障害児の不適応行動への対応におけるスクールソーシャルワークの役割について、生態学的アプローチによる実践的研究を行う。発達障害児のコミュニケーション障害を多領域・多水準モデルによって把握・分析し、それに対応できる専門家および非専門家と連携することにより、児を囲む社会資源が有効に活用され、児の行動の変容を明らかにする。ここから、ソーシャルワーカーとしての基本的資質を備えつつ発達障害児のコミュニケーション障害の個体特性を理解してかかわることのできる人材、すなわちスクールソーシャルワーカーの教育養成課程についても検討し、本学内において指導実践にあたる。