発達障害児と保護者のSSTへの支援ニーズの本質について ―小集団におけるSSTの実践から―
日本LD学会第21回大会(於:宮城教育大学)
小集団におけるソーシャルスキル・トレーニングに参加した発達障害児と保護者にとって、その場が「安心・安全な基地」であることが確かめられた。そこで「他者とかかわりたい」と感じる体験をすることは、児らや保護者がソーシャルスキル・トレーニングに求める支援ニーズのうち、最も見えにくくありながら、最も本質的な事柄と考えられた。