研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
内藤 裕子
氏名(カナ)
ナイトウ ユウコ
氏名(英語)
Naito Yuko
所属
総合福祉学部 福祉心理学科
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
内藤 裕子
学歴
2001/03 東北福祉大学社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 心理臨床分野 修了 修士(社会福祉学) 【親子間の感情認知のズレが対教師感情に与える影響について―中学生と高校生における発達的研究―】
学位
修士(社会福祉学 心理臨床分野)
学会及び社会における活動等
日本心理臨床学会、日本カウンセリング学会、日本遊戯療法学会、日本箱庭療法学会、日本養護教諭教育学会、日本健康相談活動学会、日本学校健康相談学会、日本学校保健学会、日本教育心理学会、日本人間性心理学会、日本教育保健学会
研究分野
教育学 心理学 その他 養護教諭養成、健康相談、スクールカウンセリング、プレイセラピー、青年期、PCAGIP、体験学習
著書
『児童心理』№746 「きょうだいの上手な育て方」 共著 金子書房 児童心理 2001/02
『児童心理』№779 「育てるほめ方・叱り方」 共著 金子書房 児童心理 2002/12
『児童心理』№856 「失敗例から学ぶほめ方・叱り方」 共著 金子書房 児童心理 2007/03
『現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学』 共著 八千代出版 2009/03
『社会福祉セミナー』 「福祉の資格としごと-しごとの現場から~臨床心理士~スクールカウンセラーとして-」 共著 社会福祉セミナー(NHK出版) 2005/10
全て表示する(13件)
日本精神衛生学会第29回大会企画シンポジウム「東日本大震災後のこころの復興への取り組み『スクールカウンセラーとしての相談活動から』 共著 日本精神衛生学会誌「こころの健康」Vol.29 No.1 2014/06
『宮城県内の養護教諭調査結果報告書―東日本大震災における子どもの心のケアに果たす学校・教師の役割―』 共著 東北福祉大学感性福祉研究所における文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成事業(平成24年度~平成28年度)の助成を受けた調査報告書 2014/07
『いちばんよくわかる図解臨床心理学』 共著 成美堂出版 2018/09
『 改訂版 現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学』 共著 八千代出版 2019/03
『スピード攻略 公認心理師 集中レッスン』 共著 成美堂出版 2019/07
『'20年度版 公認心理師 過去問題集』 共著 コンデックス情報研究所編著 成美堂出版発行 2020/04
『スピード攻略 公認心理師 集中レッスン’21年版』 共著 成美堂出版 2021/04
『スピード攻略 公認心理師 集中レッスン’22年版』 共著 成美堂出版 2022/04
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論文
「親子間の感情認知のズレが対教師感情に与える影響について―中学生と高校生における発達的研究―」(査読有) 単著 東北福祉大学社会福祉学研究科社会福祉学専攻心理臨床分野修士論文 2001/03
「養護教諭の『健康相談活動』の事例に含まれる臨床心理学的要素」(査読有) 単著 東北福祉大学研究紀要33巻 2009/03
「津波で被災した女児との遊戯療法 -喪失体験からの回復過程- 」(査読有) 単著 遊戯療法学研究13巻1号 2014/07
「東日本大震災における養護教諭の支援ニーズに関する研究-学校再開前、再開以降の支援の必要性の認識ー」(査読有) 共著 感性福祉研究所年報第16号 2015/03
「学校避難所運営に関する宮城県の養護教諭の経験と思い-東日本大震災後3年目に行った質問紙調査より-」(査読有) 共著 学校保健研究 59巻4号 2017/10
全て表示する(12件)
「養護実習の体験学習を促す事後の取り組み」(査読有) 単著 日本教育保健学会年報 第24号 2017/03
「養護教諭養成におけるPCAGIP法の活用と効果 」(査読有) 単著 東北福祉大学 教育・教職研究-教職課程支援室紀要- 2016 2017/03
「養護教諭養成におけるPCAGIP法の活用と効果(2) ―評価尺度の作成―」(査読有) 単著 東北福祉大学 教職研究 2017 2018/03
「養護教諭養成におけるPCAGIP法の活用と効果 (3) ー効果測定尺度と効果要因の検討ー」 (査読有) 単著 東北福祉大学 教職研究 2019 2020/03
「心理学科の養護教諭養成におけるフィジカルアセスメントの学びと教育課題」 (査読有) 共著 東北福祉大学 『教職研究 2019』 2020/03
「PCAGIPのエンパワーメント効果 ー被災地の養護教諭を対象としてー」 (査読あり) 単著 東北福祉大学 『教職研究 2020』 2021/03
オンラインによるPCAGIP法の試み ー効果尺度を用いた対面との比較検討ー (査読あり) 単著 東北福祉大学『教職研究2022』 2023/03
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その他
「親子間の養育態度の認知と学校不適応傾向についての研究」 その他(発表学会等) 1998/08 日本カウンセリング学会31回大会
「親子間の認知が教師像に与える影響についてー中学生と高校生の比較―」 その他(発表学会等) 2001/11 日本カウンセリング学会34回大会
「学校の危機への緊急支援―配置校の生徒の自殺の場合―」 その他(発表学会等) 2004/08 第9回学校臨床心理士全国研修会
「学校の危機におけるニーズの現実と関わり方―児童生徒の自殺の3事例を通してー」 その他(発表学会等) 2006/08 日本カウンセリング学会39回大会
「養護教諭の『健康相談活動』の事例に含まれる臨床心理学的要素」 その他(発表学会等) 2009/03 日本学校健康相談学会第6回学術集会
全て表示する(20件)
「被災地から転校してきたAちゃんへの個別支援-あそびを通した体験の『分かち合い』」 その他(発表学会等) 2012/06 日本遊戯療法学会18回大会
「震災・津波後の子どもの心身の状況とケア・教育の課題について考える」 その他(発表学会等) 2012/03 第9回日本教育保健学会
「東日本大震災後の『こころの復興』への取り組み」 その他(発表学会等) 2013/09 日本精神衛生学会第29回大会シンポジウム
「東日本大震災における学校が担う役割と学校支援(3)-避難所運営に関する養護教諭の意見調査より-」 その他(発表学会等) 2014/11 日本教育心理学会第56回総会 神戸国際会議場
「もの隠しをする女児との遊戯療法」 その他(発表学会等) 2015/09 日本遊戯療法学会第21回大会 抄録集
「養護実習生の体験学習を促す事後の取り組みについて」 その他(発表学会等) 2016/05 全国私立大学教職課程研究連絡協議会第36回研究大会(京都精華大学)
「事例を通して震災後の子どもへの支援を考える」 その他(発表学会等) 2013/03 日本健康相談活動学会 第9回学術集会 ワークショップ
「養護教諭養成におけるPCAGIP法の活用と効果 」 その他(発表学会等) 2017/03 第14回日本教育保健学会
「被災地に勤務する養護教諭のエンパワーメントを目的としたPCAGIPの実践と効果」 その他(発表学会等) 2017/09 日本人間性心理学会 第36回大会
「PCAGIPのエンパワメント効果ー被災地の養護教諭を対象としてー」 その他(発表学会等) 2018/09 日本人間性心理学会第37回大会
「被災地の養護教諭を対象としたPCAGIPの実践 ー個人のエンパワメント効果に注目してー」 その他(発表学会等) 2018/12 日本学校保健学会第65回学術大会
「養護教諭養成におけるPCAGIPの活用と効果(3) ―効果測定尺度と効果要因の検討―」 その他(発表学会等) 2019/09 人間性心理学会第38回大会
「心理学科の養護教諭養成におけるフィジカルアセスメントの学びと教育課題」 その他(発表学会等) 2019/11 日本学校保健学会第66回学術大会
「養護教諭養成におけるPCAGIPの活用と効果(4)ー効果尺度の安定性と役割によるちがいー」 その他(発表学会等) 2020/10 日本養護教諭教育学会 第28回学術集会(オンライン) 口演発表
「オンラインによるPCAGIPの試み -対面との比較検討-」 その他(発表学会等) 2021/08 日本人間性心理学会 第40回大会(オンライン) ポスター発表
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教育上の能力に関する事項
教育活動
心理学関係の授業について 心理学の知識が生きるための知恵になるよう、また、生活に結びつけることを意識して、発問によって考えさせること、ペア学習、実技、ロールプレイ、自分に落とし込むためのレポート課題を取り入れている。パワーポイントと板書、資料配布を目的に合わせて使い分けている。
養護教諭免許取得に関係する授業について 学生の持つ「養護教諭像」をアンケートにより把握した上で、講義を通して学生が「養護とは何か」および「養護教諭の職業アイデンティティ」について自分の考えを言語化できるように、現場に関連するトピックスを取り上げ、考えさせる質問をするようにしている。また、資料とパワーポイント、板書、アクティブラーニングを目的によって使い分け、知識と思考力、実践力を習得できるよう工夫している。
演習について 1年次では学修に必要な基礎的な能力と技術を習得させ、地域に貢献できる社会人を育てることを意識してPBL演習に取り組んでいる。2年次から4年次では、デモンストレーション、技術演習、ロールプレイ、ディスカッション、プレゼンテーションを用いて専門性や問題解決能力を高め、4年次では、集大成として質的分析・量的分析を用いた研究に取り組むことを軸とし、養護実習対策・採用試験対策を組み込んでいる。
研究活動
青年期の対大人感情に関する研究 青年期の対親感情(親用・子ども用)の尺度、対教師感情尺度の構成を試み、親子間の認知のずれが対教師感情にどのように影響するか分析。また、中学生と高校生を比較し発達的視点からも考察。今後も追調査をし、青年期の対大人感情の時代的変化と要因について探求する。
スクールカウンセリングにおけるプレイセラピーの事例研究1 被災した児童へのプレイセラピーの事例について、回復過程のあそびと表現の文脈的意味を検討するとともに、クライエントとセラピストの共時的出会いと普遍的喪失体験および相互作用について考察を深めることによって、災害時の中長期支援の方法と可能性について追及する。
養護教諭の健康相談の独自性について 養護教諭に必要な臨床心理学のノウハウを探るため、現役の養護教諭にインタビュー調査を行い、養護教諭のニーズを明らかにする。また、健康相談の事例論文から臨床心理学的要素を抽出し、質的データ分析により健康相談と心理臨床の共通点および相違点を明らかにし、健康相談の独自性を検討。
養護教諭の避難所運営に関する意見調査 宮城県の養護教諭を対象に、東日本大震災後の避難所運営についての考えや経験を自由記述によって求め、避難所の状況や課題を明らかにするとともに、学校および養護教諭をサポートするような具体的な手立てや、想定外の状況に対する備えについて検討。①研修や組織的準備などの「備え」の必要性 ②学校医や同職者のサポートシステムの構築 ③勤務体制の工夫 について提言。(東北福祉大学感性福祉研究所における文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成事業(平成24年度~平成28年度)の助成による調査)
養護教諭養成において実践知の獲得を促すための試み 大学の指導者は養護実習を終えた学生が実践知を獲得するためにどのような学びを提供すればよいのか。経験学習プロセスのモデルの枠組みを用い、演習等で取り組む活動の有効性について検証する。
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被災地に勤務する養護教諭のエンパワメントを目的としたPCAGIP法の実践と効果に関する研究 養護教諭同士が支え合いエンパワーメントすることを目的に、被災地で勤務する養護教諭のグループを対象に、パーソン・センタード・アプローチの人間観を基盤とする事例検討法であるPCAGIP法(村山 2012)を継続的に実施しその効果を検証する。(本研究は東北福祉大学特別研究助成を受けている)
養護教諭養成における(Person Centered Approach Group Incident Process)の活用と効果 養護教諭を目指す学生を対象とし、養護実習の体験を題材にPCAGIP法を行い、その効果を検討すること目的としている。セッションにおける振り返りシートのデータより質問紙を作成し、信頼性と妥当性を検討、評価尺度の精査を行っている。その過程の調査より、PCAGIP法のコアの効果が十分に得られていること、養護実習の体験学習を促す効果があることについて示唆されている。
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