論文

基本情報

氏名 内藤 裕子
氏名(カナ) ナイトウ ユウコ
氏名(英語) Naito Yuko
所属 総合福祉学部 福祉心理学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

「養護教諭養成におけるPCAGIP法の活用と効果 (3) ー効果測定尺度と効果要因の検討ー」  (査読有)

単著・共著の別

単著

概要

養護教諭養成において、毎年4年次にPCAGIP(Person Centered Approach Group Incident Process)を活用しその効果を検討している。本研究の目的は前回作成したPCAGIP評価尺度を改善し、効果の要因を検討することである。PCAGIP実施後、修正した質問紙の回答について因子分析を行った結果、「理解・発見」「受容的雰囲気」「省察」の3因子、13項目が抽出された。修正前まであった「難しさ」の因子がなくなり、本来求めていた、効果を測定することが可能な尺度となった。効果要因として、セッションの展開の良し悪しと「受容的雰囲気」の影響が大きいことが示唆された。展開がうまく進んだと評価されたセッションは、効果尺度の平均も高くなる傾向がみられた。答えが出にくい難しい事例が用いられたセッションは、「理解・発見」が低くなる一方で「受容的雰囲気」が高くなる傾向が見られた。
pp15-23

発表雑誌等の名称

東北福祉大学 教職研究 2019

発行又は発表の年月

202003