研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
伊藤 明海
氏名(カナ)
イトウ アケミ
氏名(英語)
Ito Akemi
所属
健康科学部 リハビリテーション学科(作業療法学専攻)
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1999/03 秋田大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業
2011/04 首都大学東京大学院人間健康科学研究科 人間健康科学専攻作業療法科学域 地域作業療法学分野 博士前期課程 地域作業療法学分野終了 作業療法学修士
2015/03 首都大学東京大学院人間健康科学研究科 人間健康科学専攻 作業療法科学域 地域作業療法学分野 博士後期課程 地域作業療法学 分野 博士課程単位取得後退学
2008/02 独立行政法人大学評価機構・学位授与機構審査合格 学士(保健衛生学)
学位
作業療法学修士
学会及び社会における活動等
日本作業療法士協会、宮城県作業療法士会、作業行動研究会、作業科学研究会、高齢者生活支援研究会、日本地域作業療法研究会
研究分野
その他 医歯薬学 その他 作業療法学、連携、教育
著書
作業療法参加型臨床実習その理念と実践 分担執筆 医歯薬出版株式会社 2023/11
論文
宮城県の作業療法士が認識する作業療法士の職務能力に関する調査報告 共著 みやぎ作業療法VoL.15 2022/03
「リハビリテーション学科学生に対する事例検討を用いた多職種連携教育の試み」 共著 リハビリテーション教育研究 第27号 2021/03
未来の仲間のために共に診療参加型実習を有効なものにしていこう 共著 みやぎ作業療法 第13巻 2020/03
認知症を持つ人に対する作業療法的支援の紹介「認知症になっても大丈夫と思える街づくり・人づくり」について一緒に考えてみよう 単著 東北福祉大学生涯学習支援室生涯学習支援室年報第21号 2020/03
「養成校教育の中で生活行為向上マネジメントを教育すること 大学教育の中でのMTDLPの意味と課題」 共著 みやぎ作業療法 第10巻 2017/03
全て表示する(11件)
「Effects of compound music program on cognitive function and QOL in community-dwelling elderly.」 共著 Journal of Physical Therapy Science 2016/07
「作業療法の視点を学ぶ研修会前後の特別養護老人ホーム職員の意識変化」 共著 宮城県作業療法士会、『みやぎ作業療法』第4巻 2011/03
「「心のケア」により明確なニーズを示すようになったある高齢男性患者」 共著 作業行動学会、『作業行動研究』第6巻・2号 2002/12
「症例報告を経験することで自分自身を見つめ始めた作業療法士I」 単著 北海道作業療法士会、『北海道作業療法』第19巻・第1号 2002/07
「その人らしくあること」 共著 北海道作業療法士会、『北海道作業療法』第19巻・第1号 2002/07
養成校における自助具教育の現状と課題 共著 作業療法ジャーナル 2024/07
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その他
高齢入居者を対象とした調査から検討するA市B地区の災害公営住宅の包括的環境 その他(発表学会等) 2023/11 第57回日本作業療法学会
臨床的思考を育む臨床教育を育む臨床教育のシステムの検討 その他(発表学会等) 2023/11 第57回日本作業療法学会
入院中に調理をすることで意味のある作業を適応的に変化させていった事例 その他(発表学会等) 2020/09 第30回東北作業療法学会
在宅復帰を目指す多系統萎縮症患者への生活行為向上マネジメントの導入 その他(発表学会等) 2020/09 第30回 東北作業療法学会
作業療法学生が認識する作業療法士に必要な能力の経時的変化 その他(発表学会等) 2018/09 第52回日本作業療法学会
全て表示する(23件)
宮城県で働く作業療法士が認識する作業療法士のコンピテンシー‐新人作業療法士と部門統括者への調査‐ その他(発表学会等) 2019/09 第53回日本作業療法学会
リハビリテーション学科学生と保健看護学科学生によるグループワークでの事例検討の教育的効果 その他(発表学会等) 2019/08 一般社団法人全国リハビリテーション学校協会 第32回育研究大会・教員研修会
施設における作業療法士の卒後教育の現状 その他(発表学会等) 2018/09 第52回日本作業療法学会
ICT活用における当事者からの遠隔授業の有用性についてー学生の「働くイメージ」の変化からの考察ー その他(発表学会等) 2018/08 全国リハビリテーション学校協会 第31回教育研究大会・教員研修会
作業療法学生の考える作業療法士のコンピテンシー -臨床実習経験有無による比較- その他(発表学会等) 2017/06 第27回東北作業療法学会
強い帰宅願望がありADL訓練実施が難渋した症例へのかかわり-作業活動前後のMOHOSTの比較- その他(発表学会等) 2016/09 第50回日本作業療法学会
介護老人福祉施設でのリハビリテーション職の役割-非常勤作業療法士にあげられた相談内容からの検討- その他(発表学会等) 2016/09 第50回日本作業療法学会
Effectiveness of Trial Karaoke Pogram for Elderly With Dementia. その他(発表学会等) 2015/09 6thAsia-pacific occupational therapy congress
クリニカル・クラークシップ型臨床実習後の学生の自己評価 その他(発表学会等) 2015/08 一般法人社団全国リハビリテーション学校協会主催第28回教育研究大会教員研修会
地域包括ケア病棟における専従1か月間の検証 その他(発表学会等) 2015/06 第49回日本作業療法学会
顔面筋への振動刺激と麻痺のない顔面像を提示することで筋の正確性が向上した顔面麻痺の症例 その他(発表学会等) 2015/06 第16回日本言語聴覚学会
末梢神経障害により感覚フィードバックが乏しい症例に対して、運動イメージを用いた訓練が箸操作の改善につながったことへの一考察 その他(発表学会等) 2012/11 第14回宮城県作業療法学会
介護老人福祉施設に勤務する介護職員が考える望ましい介護~その実践に作業療法が貢献すべきこと~ 共著 2011/06 第45回日本作業療法学会
作業療法理論は介護老人福祉施設職員への支援に役立てるか 共著 2009/12 第12回宮城県作業療法学会
認知症高齢者の支援に関する一考察~グループホームにおける作業療法の試みから~ 単著 2008/09 第19回東北作業療法学会
痴呆症状がADL能力に及ぼす影響~HDS-RとFIMの相関関係の検討~ 共著 2002/10 第32回北海道作業療法学会
その人らしくあること 共著 2002/10 第32回北海道作業療法学会
痴呆患者を対象とした作業療法士の行動:小集団場面の観察を通して 共著 2001/05 第35回日本作業療法学会
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教育上の能力に関する事項
教育活動
グループワークを用いた演習、ワークシートを用いた演習、視聴覚教材の活用 知識を実際的な作業療法に用いることがイメージできるように、視覚教材も活用し、演習課題を用いるようにしている。
研究活動
介護老人福祉施設は利用者の個別性を重視したリハビリテーションのために、個別機能訓練計画書の作成が義務付けられているが、介護‐福祉法関連の施設で働く作業療法士の数は極めて少ない。本研究では、施設で働く介護職員に対し、実践したい望ましい介護についてインタビューを行い、その分析から作業療法が貢献すべきことについて検討した。
臨床実習経験と作業療法学生の認識する作業療法士に必要な能力についての経時的変化 本学学生を対象に、作業療法士に必要な能力についての認識を調査した。臨床実習経験の有無を問わず、幅広い知識や問題解決能力、チームの中で仕事を遂行する力等、共通する必要な能力に対する認識がある一方で、臨床実習経験のある学生は臨床実習経験のない学生よりも誠実性や柔軟性をもった判断や対処という作業療法士の臨床での働きぶりよりも、直近で経験した実習で必要に迫られた項目である特定の分野に関する理論的知識、情報やアイディアを収集し整理する能力、自発性・自主性を上げていた。作業療法学生は「臨床実習」という学習経験で必要と感じた能力を作業療法士に必要な能力としてとらえている可能性が考えられた。
宮城県の作業療法士が認識する作業療法士の職務能力に関する調査報告 (みやぎ作業療法投稿中) 指定規則改正等、作業療法士養成教育は変革の時を迎えている。臨床現場の作業療法士としての職務に役立つ養成校教育についての知見を得るため、宮城県作業療法士会に所属する作業療法士に対するアンケート調査を実施した。作業療法部門の統括者と新人の職務能力についての認識を比較したところ、統括者と新人の認識は概ね一致していたが、統括者の期待する能力レベルには達していなかった。統括者は入職直後の新人に読み書きといった能力を期待しており、作業療法士の職務に必要な能力は職場で学びながら身につけていくものとしていることが推察された。臨床現場と養成校で、卒業時に到達すべき職務能力について共通理解を深めるための更なる検討が必要である。
事例検討を用いた多職種連携教育のリハビリテーション学科学生への教育効果 医療専門職を目指す本学リハビリテーション学科2年生と保険看護学科学生が取り組んだ、事例検討を用いた合同授業について報告した。