作業療法学生が認識する作業療法士に必要な能力の経時的変化
第52回日本作業療法学会
時代の要請がますます多様化しつつある現在、作業療法士を学ぶ学生像も変化しつつある。作業療法学生のアイデンティティ形成に実習経験が与える影響があるのではないかという仮説に基づき,臨床実習前後での学生の認識を調査した。実習を経験すると全体的に客観的技能の必要性を重視する変化がみられたが、対人能力、職務適応能力については重要視する学生とそうでない学生のばらつきが大きくなっていた。伊藤明海、小野治子、紀國谷恵子