「「心のケア」により明確なニーズを示すようになったある高齢男性患者」
自らのニーズや問題点を漠然としか表現できなかった片麻痺の男性入院患者Aさんが、協業を重視した作業療法によって、具体的な問題を示すことができるようになった。このような作業療法経過を、Aさんと共に振り返り、対象者とセラピストの協業の重要性について考察した。pp.71-78市田陽子、山田孝、吉岡英章、伊藤明海、村田和香
作業行動学会、『作業行動研究』第6巻・2号