末梢神経障害により感覚フィードバックが乏しい症例に対して、運動イメージを用いた訓練が箸操作の改善につながったことへの一考察
第14回宮城県作業療法学会
運動イメージとは身体の動きを、実際の動きなしに脳内でリハーサルされるプロセスと言われている。末梢神経障害により感覚フィードバックが乏しい症例に対して実運動を伴わずに運動・感覚が予測できるよう作業療法介入を実施した。実運動からの感覚フィードバックが無いが、予測感覚フィードバックにより脳内でシミュレーションを繰り返したことで運動学習が進んだと考えられた。佐野 桜、谷代華織、今野和歌子、皆川昌子、伊藤明海、角井俊幸