本学リハビリテーション学科2年生の、作業療法学(以下、OT)専攻学生と理学療法学(以下、PT)専攻学生と2年生の保健看護学科学生に対して、将来の多職種連携について具体的なイメージを抱き多職種連携の重要性を実感できることを期待して初めて行われた2学科3専攻の合同授業の実践報告である。リハ学科学生にとって、実際に他専攻の学生とのディスカッションを通じて自身の社会的スキルの未熟さを実感する経験をしたことは、将来、多職種連携に携わる立場にあるという実感を得た学習機会となった可能性があることが示唆された。
伊藤明海 田邊素子 金澤麻衣