宮城県の作業療法士が認識する作業療法士の職務能力に関する調査報告
養成校教育の卒後教育への有効性の知見を得ることを目的に、宮城県の入職後3年以内の新人作業療法士50名と作業療法部門統括者55名を対象に職務能力に対する認識を調査した。人参作業療法士は概ね統括者が求める職務能力を理解し徐々に能力の習得をしてきているが、統括者が期待する能力に達していなかった、統括者は、職務遂行能力を新人作業療法士に最も期待し、自己の職務にも重要視していた。職務にとって必要な対人応力は、読み書きや話し言葉を用いた対人能力とは別の能力と考えていることが推測された。
みやぎ作業療法VoL.15