介護老人福祉施設は利用者の個別性を重視したリハビリテーションのために、個別機能訓練計画書の作成が義務付けられているが、介護‐福祉法関連の施設で働く作業療法士の数は極めて少ない。本研究では、施設で働く介護職員に対し、実践したい望ましい介護についてインタビューを行い、その分析から作業療法が貢献すべきことについて検討した。