研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
大関 信隆
氏名(カナ)
オオゼキ ノブタカ
氏名(英語)
Ozeki Nobutaka
所属
教育学部 教育学科(初等教育専攻)
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1990/04 岩手大学人文社会科学部入学
1994/03 岩手大学人文社会科学部卒業 学士(総合科学)
1994/04 岩手大学大学院人文社会科学研究科入学
1997/03 岩手大学大学院人文社会科学研究科修了 修士(学術)【心理的現象としてのリラクセーションへの認知的アプローチ ~Lazarus理論を応用した心理的リラクセーションモデル構築の試み~】
1999/04 東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程編入
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2002/08 東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程単位取得後退学
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学位
修士(学術)
学会及び社会における活動等
日本心理学会、包括システムによる日本ロールシャッハ学会、日本発達障害学会、日本自閉症スペクトラム学会、日本生理心理学会、日本健康心理学会
2024/06 宮城県臨床心理士会監事
2024/04 令和6年度宮城県立特別支援学校外部専門家活用事業委員(名取支援学校・臨床心理士)
2018/04 名取市いじめ防止対策調査委員会委員
研究分野
心理学 実験心理学、臨床心理学、特別支援教育 臨床心理学 認知、感情、行動分析、心理アセスメント、発達障害
著書
『ライフサイクルからよむ障害者の心理と支援』 共著 福村出版 2009/03
『現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学』 共著 八千代出版 2009/03
『特別支援教育支援員ハンドブック』 共著 日本文化科学社 2010/07
『ロールシャッハ・テスト SweetCode コーディング・システム』 共著 金剛出版 2010/07
『ロールシャッハ・テスト SweetCode コーディング・システム Ver.2』 共著 金剛出版 2016/07
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『現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学 改訂版 共著 八千代出版 2019/03
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論文
「心理的現象という側面から捉えたリラクセーション -Lazarus理論を援用した認知的アプローチに向けて-」 単著 岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要、第6号 1998/03
「高活動の心理生理学的考察」 共著 東北大学文学研究科研究年報、第51号 2002/03
「包括システム・ロールシャッハにおけるコーディング・トレーニング・システムの開発」 単著 東北福祉大学研究紀要、第30巻 2006/03
「介護施設職員の生活状況とストレス反応との関係」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報、第7号 2006/03
「性格特性ならびに主観的な職場評価が介護施設職員のストレス反応に及ぼす影響」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報、第8号 2007/03
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「施設実習生のストレス反応に及ぼす要因分析」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報、第10号 2009/03
「AQ(自閉症スペクトラム指数)下位尺度の有効性に関する基礎研究」 単著 東北福祉大学研究紀要、第33巻 2009/03
「教師が把握する児童の健康状態と健康教育の必要性-学校における健康増進活動と連携との関連を踏まえて-」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報、第11号 2010/10
「保育者・小学校教員における情報伝達の重要性の認識に関する研究-小学校への移行時における子どもの共通理解をめざして-」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報、第11号 2010/10
「高機能広汎性発達障害児に対するコミュニケーション能力向上を目指した支援-手書きチャット法の考案と活用可能性の検討-」 共著 東北福祉大学特別支援教育研究室研究紀要、第4号 2012/03
「行動科学における基礎と臨床のリエゾン 繋げる力が、知識を積み上げ、言葉を紡ぎ、人をつなぐ」 単著 現代行動科学会誌 第36号 2020/10
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その他
「ストレス負荷時におけるタイプA性格特性及び特性不安の影響について -自発脳波と心拍を指標にして-」 単著 1994/08 東北心理学会 第48回大会(盛岡劇場・河南公民館) 東北心理学研究、第44号
「来談意図に及ぼすカウンセラーの言語・非言語不一致と来談者の感情の効果について」 共著 1995/11 日本心理学会 第59回大会(琉球大学) 日本心理学会 第59回大会発表論文集
「主観的リラクセーション感に対する認知的評価の影響と自律系反応」 単著 1997/09 東北心理学会 第51会大会(仙台白百合女子大学) 東北心理学研究、第47号
「作業遂行を促進させる教示がリラックス性の感情反応に及ぼす効果」 単著 1999/05 日本生理心理学会 第17回大会(仙台市福祉プラザ) 生理心理と精神生理学、第17号
「受動的対処課題における生理的勾配の検討」 共著 2000/06 日本生理心理学会 第18回大会(北海道大学学術交流会館) 生理心理と精神生理学、第18号
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「実験室的ストレス事態に対する自律訓練法の効果 -脳波、自律系反応、主観的反応を手掛かりとして-」 共著 1995/05 日本生理心理学会 第13回大会(佐賀大学) 生理心理と精神生理学、第13号
「高活動傾向児の動作特性について(1) -動作パターン測定システムの開発について-」 共著 2000/08 東北心理学会 第54回大会(秋田大学) 東北心理学研究、第50号
「高活動傾向児の動作特性について(2) -発達障害間に見られる動作調節の差異-」 共著 2001/07 東北心理学会 第55回大会(北海道教育大学札幌校) 東北心理学研究、第51号
「幼児・児童の感覚運動調節過程(1) 幼児のタッピング動作の調節」 共著 2001/11 日本心理学会 第65回大会(筑波大学) 日本心理学会、第65回大会発表論文集
「幼児・児童の感覚運動調節過程(2) 発達障害児における比較」 共著 2001/11 日本心理学会 第65回大会(筑波大学) 日本心理学会、第65回大会発表論文集
「思春期・青年期1型糖尿病患者の心理的背景と療養行動」 共著 2001/11 日本健康心理学会 第14回大会(仙台市民会館)
「高活動傾向児の動作特性について(3) -健常児における比較-」 共著 2002/08 東北心理学会 第56回大会(山形テルサ) 東北心理学研究、第52号
「介護施設職員の生活状況とストレス反応との関係(2)」 共著 2006/09 東北心理学会 第60回大会(東北福祉大学) 東北心理学研究、第56号
「性格特性ならびに主観的な職場評定が介護施設職員のストレスに及ぼす影響(2)」 共著 2007/09 東北心理学会 第61回大会(盛岡グランドホテル) 東北心理学研究、第57号
「「子ども・子育てを考える」 ~特別なニーズをもったお子さんの子育てについて~」 単著 2006/10 現代行動科学会 第23回大会(岩手大学) 現代行動科学会誌、第23号
「施設職員のストレスに関する研究(1)-ストレス反応を引き起こす要因の検討-」 共著 2009/09 日本健康心理学会 第22回大会(早稲田大学国際会議場)
「小学校教師の健康教育に対する認識についての研究-生徒の健康実態把握と健康教育への取り組みの必要性との関係-」 単著 2010/09 日本健康心理学会 第23回大会(江戸川大学)
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教育上の能力に関する事項
教育活動
講義について 心理臨床業務を通して経験した具体的事例を用いつつ、また実際に実験や調査を取り入れながら、現実の人間行動に即した内容の展開を心がけている。授業終了時に学生からの質問等を集め次回の講義でそれをフィードバックするようにしており、大人数の授業でも極力学生個人の意見や考え方、疑問点を反映できるよう配慮している。講義レジュメは文中に学生自身が書き込むための箇所を複数配置したワークシート形式のものを作成し、学生が自ら書き込みながら能動的に授業を聞くことができるよう配慮している。
演習について 発達障害児に関わるテーマを半期毎に設定し、その内容に対して各個人が研究を行い、またそれに対するディスカッションをしている。ディスカッションでは学生からの積極的な発言を重視しているが、一方で教員本人による現場レベルでの知見を提供し、単に文献や資料からの理解に止まることなく、現実的・現代的問題に即した理解が出来るよう心がけている。また、実際の支援に必ず必要となる心理検査については、その施行法はもちろんのこと、検査結果を如何に心理・教育的援助に役立てるかに重点を置いた解釈法を習得できるよう指導している。
学生の理解向上に向けて ソフトウェア開発の技術を活かして、心理学実験では独自に開発したソフトウェアを用い学生の理解向上に努めている。
自己研鑽について FDへの参加を通して授業の質の向上に努めている。
研究活動
これまでの研究課題 高機能自閉症やアスペルガー障害、注意欠陥多動性障害といった発達障害児に対する心理・教育的支援は今後一層重要になる社会的課題であるが、彼らが示す多様な行動像の背後にある心理・生理学的メカニズムについては現時点で十分には解明されていない。臨床心理士として発達障害児への支援に携わる中で現実的な支援法を模索している一方で、これまでは主に認知機能の発達と密接に関わっていると考えられる「微細運動の制御」という行動像を通して、注意欠陥/多動性障害児を中心とする障害間の神経心理学的な差異や発達経過に関して、主に実験心理学的視点から基礎的な実証研究を進めてきた。
現在の研究課題1 自閉症スペクトラム(ASD)を有する児童に於ける感情知覚と認知特性をテーマに研究を進めている。具体的な研究テーマとしては「ASD児の感情刺激処理に及ぼす形態知覚特性の影響」「コミュニケーションスキルの向上と感情刺激処理の関係性」「ASD児における断片的状況認知の特性」などである。
現在の研究課題2 ロールシャッハテスト包括システムのデータ解析システムを開発・提供している。
現在の研究課題3 オンラインゲーム等の仮想環境を用いた、適応的なコミュニケーション手段の在り方や仲間つくりの効果について検討している。大学生や発達に躓きを抱える生徒への適応可能性について評価を行っている。