「幼児・児童の感覚運動調節過程(1) 幼児のタッピング動作の調節」
日本心理学会 第65回大会(筑波大学) 日本心理学会、第65回大会発表論文集
本研究では認知機能と密接に関連があると考えられる微細な運動調節の性質が幼児期の発達経過(3歳10か月~4歳4か月の間の3時点)に伴ってどのように変化するかを実験的手法を用いて追跡研究した。 分析の結果、固定的な動作の反復に関しては発達初期にも比較的調節が良好であること、動作を速めていくよりも動作を遅らしていく反応の方が困難であること、などが示された。p.637畑山俊輝、大関信隆、畑山みさこ