「高活動傾向児の動作特性について(2) -発達障害間に見られる動作調節の差異-」
東北心理学会 第55回大会(北海道教育大学札幌校) 東北心理学研究、第51号
本研究では注意欠陥多動性障害児や自閉性障害児に対して抑制系機能の働きの差異をキー押しという単純作業課題を通して検討した。 分析の結果、複数の条件に追従しながらキーを押す課題における速度に関しては障害間要因よりも年齢要因の影響が強く、低年齢では条件を適切に区別してのキー押しが難しいことが示された。p.1大関信隆、畑山俊輝、畑山みさこ、川村素子