研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
渡部 芳彦
氏名(カナ)
ワタナベ ヨシヒコ
氏名(英語)
Watanabe Yoshihiko
所属
健康科学部 医療経営管理学科
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
渡部 芳彦
学歴
1996/03 東北大学歯学部卒業 学士(歯学)
1996/05 歯科医師免許取得(第129002号)
2000/03 東北大学大学院歯学研究科修了 博士(歯学)【有限要素モデルを用いた顎関節負荷に関する生体力学的研究】
1990/04 東北大学歯学部入学
1990/03 東北学院高等学校卒業
全て表示する(8件)
1996/04 東北大学大学院歯学研究科入学
2008/01 日本老年歯科学会認定医・認定医制度指導医(以後更新して現在に至る)
2012/06 日本老年歯科医学会専門医・専門医制度指導医(以後更新して現在に至る)
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学位
博士(歯学)
学会及び社会における活動等
日本補綴歯科学会、日本老年歯科医学会、日本顎口腔機能学会、国際保健医療学会、社会歯科学会
研究分野
その他 (系)生物系、(分野)医歯薬学、(分科)歯学、(細目)社会系歯学 その他 地域歯科医療、地域医療、地域福祉、口腔ケア、口腔機能向上、高齢者歯科医療、歯科衛生士、フィンランドの医療・福祉、津波被災地域住民の自立
著書
『エイジングと歯科補綴』 共著 医歯薬出版 1999/05
『有限要素モデルを用いた顎関節負荷に関する生体力学的研究』 単著 東北大学大学院歯学研究科 2000/03
『高齢者障害者の口腔ケアと治療』 共著 永末書店 2002/03
『生命の科学』 共著 東北福祉大学 2003/05
『ウェルネス教育プログラム』 共著 東北福祉大学感性福祉研究所 2009/03
全て表示する(13件)
『積極的健康・社会サービスの構想-フィンランドモデルとの対話-』 共著 東北福祉大学 2011/04
『コンパクト公衆衛生学(第5版)』 共著 朝倉書店 2013/03
『高齢者歯科学』 共著 医歯薬出版 2013/08
『生命の科学<新訂版>』 共著 東北福祉大学 2015/03
『認知症ハンドブック』 共著 医学書院 2013/11
『コンパクト公衆衛生学(第6版)』 共著 朝倉書店 2018/03
『認知症ハンドブック第二版』 共著 医学書院 2020/11
『コンパクト公衆衛生学(第7版)』 共著 朝倉書店 2023/03
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論文
「咬合の客観的評価と咀嚼運動の解析からさぐる感性福祉の研究」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報2号 2001/05
「食品のむし歯誘発性とむし歯を防ぐ唾液の働きに関する研究」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報2号 2001/05
「唾液中のコルチゾル、分泌型IgAの変動からさぐる感性福祉の研究」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報2 2001/05
「顔認知の研究-スキャンパス仮説の検討(1)-」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報2 2001/05
「歯科医療と介護福祉領域の連携-介護老人保健施設に常勤歯科衛生士を配置したケースの検討-」 共著 日本歯科評論61(11) 2001/11
全て表示する(40件)
「介護老人保健施設「せんだんの丘」における口腔ケアの取り組み-常勤歯科衛生士の配置とその役割-」 共著 高齢者歯科医療懇話会誌5巻1号 2002/03
「歯科医療と介護福祉領域との連携-ホームヘルパーの歯科に関する意識と諸問題-」 共著 高齢者歯科医療懇話会誌5巻1号 2002/03
「遊離端欠損歯列における噛みしめ時の咬合力と顎関節負荷」 共著 顎顔面バイオメカニクス学会誌vol7.No1 2002/07
「パラリンピック出場者の強化合宿における生体負担度からみた快-不快の疎通について―熟練者と初級者の比較から―」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報3 2002/05
「唾液中コルチゾルの変動を指標としたストレス評価とその応用―障害のある人々のスポーツ活動を例に―」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報3 2002/05
「口腔ケアによる要介護度の改善―介護老人保健施設「せんだんの丘」の取り組み―」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報3 2002/05
「歯科医療と介護福祉領域の連携―介護老人保健施設に常勤歯科衛生士を配置したケースの検討―」 単著 安田生命社会事業団研究助成論文集通巻第37号 2002/11
「長寿社会における保健・医療・福祉の連携-ホームヘルパーの口腔ケアに関する意識と諸問題-」 共著 ユニベール財団調査研究報告書「豊かな高齢社会の探求」vol.10 2002/11
「障害のある人々のスポーツ活動におけるストレス状況把握に関する検討―唾液コルチゾル測定の応用的試み―」 共著 東北福祉大学研究紀要27巻 2002/11
「Biochemical and physiological examination of intellectually disabled table tennis players」 共著 TABLE TENNIS SCIENCES 5 2002/11
「摂食行為のfMRI研究-食品の視覚的判断-」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報4 2003/05
「追跡眼球運動と注意-fMRI所見を中心に-」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報4 2003/05
「顔認知の研究(2)」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報4 2003/05
「有限要素モデルを用いた顎関節負荷に関する生体力学的研究」 単著 東北大学大学院・学位(博士)論文 2000/03
「Occlusal and TMJ loads in subjects with experimentally shortened dental arches(査読あり)」 共著 Journal of Dental Research, 82(7) 2003/07
「介護施設と歯科医療を結ぶ施設常勤歯科衛生士の役割-入所利用者の歯科受療支援を含む口腔ケア-(査読あり)」 共著 『老年歯科医学』20巻4号 2006/04
「Oral Health Care for the elderly」 単著 Annuals of Kansei Fukushi Research Centre Special Issue 2006/08
「Multi-Expertise Team Care for the Dementia」 単著 文部科学省知的クラスター創成事業(第二期)広域仙台地域先進予防型健康社会創成クラスター広域化プログラム:グローバル・クラスター・リンケージ「高齢者ケアの革新」(仙台フィンランドセミナー成果報告書) 2008/03
「介護老人保健施設常勤歯科衛生士の食生活支援(査読あり)」 共著 『老年歯科医学』第23巻第4号 2009/03
「肺炎発症に関する口腔リスク項目の検討-口腔ケア・マネジメントの確立に向けて-(査読あり)」 共著 『老年歯科医学』第24巻第1号 2009/06
「Quantitative analysis of masticatory activity during unilateral mastication using muscle fMRI(査読あり)」 共著 『Oral Diseases』17(4) 2011/05
「介護予防の複合プログラムの効果を特徴づける評価項目の検討—口腔機能向上プログラムの評価項目について—(査読あり)」 共著 『老年歯科医学』26巻第3号 2011/12
「被災経験の語りが聴衆にもたらすもの―計量テキスト分析による検討―(査読あり)」 単著 東北福祉大学感性福祉研究所年報 第15号 2014/03
「被災経験の語り部」養成を通じた地域健康福祉の研究(査読あり) 単著 東北福祉大学感性福祉研究所年報 第18号 2017/03
「Evaluation of masticatory activity during unilateral single tooth clenching using muscle functional magnetic resonance imaging.(査読あり)」 共著 Journal of Oral Rehabilitation 2016/08
「Analysis of masticatory muscle coordination during unilateral single-tooth clenching using muscle functional magnetic resonance imaging.(査読あり)」 共著 Journal of Oral Rehabilitation 2018/01
「Qualitative analysis of the vocabulary used in work logs of a preventive programme for elderly oral function and nutrition(査読あり)」 共著 Journal of Oral Rehabilitation 2019/04
「The Need for Oral Health Care for the Elderly and a Trial of a Karaoke-Based Oral Function Improvement Program for Seniors(査読あり)」 単著 Laurea Publication 2019/01
「Bactericidal Activity of TiO2 Nanotube Thin Films on Si by Photocatalytic Generation of Active Oxygen Species(査読あり)」 共著 Langmuir, 36 (42) 2020/10
「Pneumonia incidence and oral health management by dental hygienists in long-term care facilities: A 1-year prospective multicentre cohort study(査読あり)」
共著 Gerodontology 2021/11
「Relationship betweenweight loss and regular dental management of older adults residing in long‑term care facilities: a 1‑year multicenter longitudinal study(査読あり)」 共著 European Geriatric Medicine 2021/10
「Observational variables for considering a switch from a normal to dysphagia diet among older adults requiring long-term care: A one-year multicenter longitudinal study(査読あり)」 共著 International Journal of Environmental Research and Public Health 2022/05
「Association between denture use and food form in older adults requiring long-term care: A multicenter cross-sectional study(査読あり)」 共著 Journal of Prosthodontic Research 2022/08
Association between Death or Hospitalization and Observable Variables of Eating and Swallowing Function among Elderly Residents in Long-Term Care Facilities: A Multicenter Prospective Cohort Study 共著 2023/06
歯科訪問診療における感染予防策の指針 2023年版 共著 老年歯科医学 38 巻 (2023) supplement 号 2023/10
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その他
「介護保険施設への歯科訪問診療」 単著 2009/11 『日本歯科評論』69巻11号
「一歩先へ!要介護高齢者に対する歯科受療支援」 単著 2010/11 『デンタルハイジーン』29巻11号・医歯薬出版
「食生活を支える方法論 ー東北福祉大学関連法人における要介護高齢者の口腔健康管理の取り組みー」 単著 2019/03 東北福祉大学生涯学習支援室
教育上の能力に関する事項
教育活動
ITを活用した知的好奇心の喚起と学習効率の向上 全ての講義でプレゼンファイルを作成してプロジェクターで提示し、逐次、板書やOHCを用いて補足する授業形態を原則としている。また、最新の知識をネット等から紹介したり、AV資料等を駆使し、教科書のみでは理解困難な内容について、わかりやすく伝えることに努めている。講義で用いたプレゼンは、後日ユニパ上に保存して閲覧・ダウンロード可能にしている。 演習では、個々の学生の興味を引き出し、考究する姿勢を身につけさせることと、一連の調査・研究を通して基本的な学習、調査分析手法、プレゼン技術の習得を目指している。 実習では、グループでの作業や調査学習を通してコミュニケーション技術やチームワークを育んでいる。
研究活動
口腔ケアに関する研究 要介護高齢者の口腔は、悪化したまま放置されているケースが依然として少なくない。近年、歯科医療機関は多くあるものの、そのような問題を抱えている人が適切に受療に至っていないことが問題である。歯科医療や口腔ケアの課題を福祉の視点から考究し、課題を解決するための研究と実践活動の支援を行っている。研究のフィールドとして主に、介護老人保健施設せんだんの丘と、特別養護老人ホームせんだんの里やせんだんの館の協力を得ている。また、京都市右京区におけるフリーランスの歯科衛生士の活動を観察記録することと、仙台及びその近郊の高齢者口腔ケアを業務とする歯科衛生士の活動を月一回の「口腔ケア連絡会」を開催することを通して支援しつつ、その課題改善を支援し、歯科衛生士の研究を支援している。
被災経験の語り部に関する研究 東日本大震災の津波被災者がその経験を伝える語り部活動の組織化と、その活動を参与観察する研究を継続している。対象は、南三陸町福話会で、このグループは被災直後に東北福祉大学が受託して実施した『平成23年度厚生労働省老人保健健康増進等事業「複合大規模災害地域の高齢者福祉に関する総合的研究事業」』において、現地調査員として緊急雇用を行った津波被災者を中心としている。被災経験の伝承の一手段として「語り部」があり、その質を向上させるとともに、他の語り部団体との交流や、多様な伝承手段との相乗的な効果により、「防災」と「癒し」を目的とする活動が継続されることを目指している。