研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
阿部 利江
氏名(カナ)
アベ リエ
氏名(英語)
Abe Rie
所属
総合福祉学部 社会福祉学科
職名
講師
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
 
学歴
2010/03 東北福祉大学大学院 総合福祉学 社会福祉学専攻修士課程 修了
学位
修士(社会福祉学)
学会及び社会における活動等
日本社会福祉学会、日本福祉教育・ボランティア学習学会、特殊教育学会
研究分野
その他 社会福祉学 その他 社会福祉、福祉教育、ボランティア、障害児者支援
著書
 
論文
「福祉教育分野の実践教育に関する研究 -実学臨床教育履修生の振り返りによる教育プログラムの評価-」 共著 東北福祉大学研究紀要 第35巻 2011/03
「障がいのある人の健康増進と社会参加に関するニーズ」 共著 東北福祉大学 感性福祉研究所年報 第12号 2011/07
「社会福祉施設での継続的な実習に関する研究 第2報 -「実学臨床教育」履修生の振り返りによる教育プログラムの評価-」 共著 東北福祉大学研究紀要 第36巻 2012/03
「社会福祉施設での継続的な実習に関する研究 第3報完 -「実学臨床教育」履修生の振り返りによる教育プログラムの評価-」 共著 東北福祉大学研究紀要 第37巻 2013/03
「東日本大震災後後に開設された仙台市内の福祉避難所に関する検討 -障害者のための福祉避難所の課題-」 共著 東北福祉大学 感性福祉研究所年報 第15号 2014/05
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「復興支援教育プログラムの開発 第一報 -東日本大震災における学生ボランティアの学び-」 共著 東北福祉大学 感性福祉研究所年報 第15号 2014/05
「仮設住宅に暮らす子どもたちのエンパワメントを目指した支援プログラム評価 第1報 -訪問活動に参加した学生より-」 単著 東北福祉大学研究紀要 第40巻 2016/03
「日本大震災における障がい者の生活課題に関する研究-障がいのある方とその家族や支援者による協働ワークショップより-」 共著 感性福祉研究所年報 第17号 2016/03
「東日本大震災における大学生の学び-A市でのボランティア活動を通して-」 単著 感性福祉研究所年報 第18号 2017/03
「福祉施設で体験的な学びを積み重ねた学生の態度特性変化-実学臨床教育プログラム受講生への縦断調査より-」 共著 東北福祉大学研究紀要 第44巻 2020/03
「災害ボランティア活動を通して福祉や防災を学ぶ-東日本大震災における避難所での支援活動より-」 単著 東北福祉大学研究紀要 第45巻 2021/03
「東日本大震災を経験した障がい者家族が考えるこれからの防災」 単著 東北の社会福祉研究 60周年記念号 2021/03
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その他
「被災地支援におけるソーシャルワークの役割」 共著 2012/06 日本地域福祉研究所、コミュニティソーシャルワーク第9号、中央法規
「特別支援学校に通う児童の地域生活支援に関する研究 -教員・保護者・児童福祉サービス事業者への質問紙調査による検討-」 共著 2010/10 日本社会福祉学会 第58回秋季大会、日本福祉大学
「障害のある子どもたちの地域生活支援に対する教員の意識 -小学校教員と特別支援学校小学部教員への質問紙調査より-」 共著 2011/09 日本特殊教育学会 第49回弘前大会、弘前大学
「社会福祉・教育実践プログラムに関する研究 -実学臨床教育プログラムを履修する学生の意識-」 共著 2011/10 日本社会福祉学会 第59回秋季大会、淑徳大学
「大学における実践的な福祉・教育分野の学びに関する研究 -実学臨床教育プログラムの評価-」 共著 2011/10 日本社会福祉学会 第59回秋季大会、淑徳大学
教育上の能力に関する事項
教育活動
実学臨床教育(2009~現在) 平成14年度より本学独自の教育プログラムとして開講された授業『実学臨床教育Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ』を担当し、、社会福祉施設などで実習(実践的な活動)に取り組む学生の全体指導及び個人研究指導を担っている。特に学生が実習(実践的な活動)を振り返り、客観的に自らの取り組みを考えられるよう授業を進めている。また、実習(実践的な活動)時間の積み重ねに達成感を得るばかりでなく、福祉の理論に結び付けて分析や考察が行えるような指導を意識している。学生自身が学内外で学び深め、自らの成長を感じられる教育を心掛けている。
東日本大震災ボランティア活動(2011~2017) 東日本大震災における被災地域で支援活動(後に交流活動)を行ってきた。学生は被災した地域で生活をされている方々と出会い、体験から語られる思いや考えを知り、時間とともに変容していく地域の様子から支援内容を模索し、自分の将来をも考える機会となっていた。福祉を学びながら、支援するとは何か、そして自分に出来ることを問い、教育的な効果に結び付けられるような環境づくりを進めてきた。
研究活動
「東日本大震災における被災者の生活支援に関する研究」(2012~2016) 私立大学戦略的基盤形成支援事業(H24~H28採択)の研究メンバーとして2つの研究に取組んだ。①「東日本大震災が障害児・者、高齢障害者とその家族にもたらした生活課題と今後の復興への取り組み」では、東日本大震災時に障害当事者やその家族、支援者が体験した出来事を国際生活機能分類(ICF)に結び付けて整理し、今後の災害に備えた支援や解決策の検討につなげた。また、②「人と人とをつなぐ災害支援ボランティアコーディネート」では、定期的に仮設住宅を訪問し、交流活動に参加することで時間の経過とともに変わりゆく被災者支援の実態を明らかにし、災害時の学生ボランティア活動の在り方を検討した。
「社会福祉施設で学ぶ学生の教育効果に関する研究」(現在) 定期的に社会福祉施設等で実習(実践的な活動)に取組む学生の学びを明らかにし、教育プログラムの発展・向上を目指している。また、福祉を専門的に学び、福祉専門職として活躍が期待される学生ばかりでなく、福祉を学びながら、自分の可能性を見つけ、幅広い社会での活躍を期待する学生に対しても意義のある教育プログラムの検討を進めていく。
「障害者の防災・減災に関する研究」(2017~現在) 東北福祉大学感性福祉研究所 研究プロジェクト『3.11を契機とする地域の健康福祉システムの再構築』-「集中復興期間」後の展開-の研究メンバーとして研究に取組んでいる。東日本大震災を体験した障がい当事者やその家族、支援者へのインタビュー調査や質問紙調査を行い、当時から現在までの期待と課題を整理することで、障がい者の防災力を高めるプロセスの検討を進めている。これまでには、研究成果の一部を『仙台防災未来フォーラム(セッション)』で発表し、多くの参加者(市民他)との共有も図ってきた。今後も障がい当事者やその家族、支援者の声(思いや考え)を汲み取り、福祉の視点から災害に備えた支援や解決策を検討していく。