研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
佐藤 俊人
氏名(カナ)
サトウ トシヒト
氏名(英語)
Sato Toshihito
所属
総合福祉学部 福祉心理学科
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1985/03 東北大学教育学部 教育心理学科 教育学士
1987/03 東北大学大学院教育学研究科博士課程前期修了 教育学修士
1990/04 日本学術振興会特別研究員(DC)
1992/03 東北大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得満期退学
学位
教育学修士
学会及び社会における活動等
日本心理臨床学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、東北心理学会、日本感性福祉学会
研究分野
その他 心理学 その他 子育て支援 親子関係 愛他的行動 カウンセリング 生涯発達心理 臨床心理学
著書
『現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学 改訂版』 共著 八千代出版 2019/03
『新教育心理学体系(1)教育心理学要説』 共著 中央法規 1993/06
論文
「サクセスフル・エイジングの視点から見たカウンセリング・エステの実践研究」 共著 東北福祉大学 感性福祉研究所年報 第13号 2012/03
「コミュニケーションの原点としてのカウンセリングエステの効果」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報第10号 2009/03
「幼児の幼稚園生活形態が年少児への援助行動に及ぼす影響」(査読つき) 単著 東北教育心理学研究第3号 1989/03
「幼児の愛他的行動に関する発達的研究 (1)家庭内要因の分析」 単著 青森明の星短期大学紀要第19号 1993/03
「幼児の愛他的行動に関する発達的研究 (2)対人的行動特性の経年変化」 単著 青森明の星短期大学紀要第20号 1994/03
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「幼児の対人行動特性の経年変化パターンの分析」 単著 青森明の星短期大学紀要第21号 1995/03
「幼児の対人行動特性評定に及ぼす心理的要因:親と幼稚園教諭との比較」 単著 仙台白百合女子大学紀要創刊号 1997/03
「子どもの対人行動特性と母親の育児ストレスとの関連」 単著 仙台白百合女子大学紀要第2号 1998/03
「育児環境としての 「きょうだい構成」の再検討」 単著 仙台白百合女子大学紀要第3号 1999/03
「本学人間発達学科学生の発達観について自己点検・自己評価のための基礎資料」 共著 仙台白百合女子大学紀要第4号 2000/03
「幼児の行動特性と 「接しやすさ」」 単著 仙台白百合女子大学紀要 第5号 2001/03
「育児に関する価値観とストレスとの関連」 単著 仙台白百合女子大学紀要 第6号 2002/03
「子育て家族の親発達と子どもの社会化に関する研究 夫婦のパートナーシップ形成との関連から」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所完成福祉研究所年報7号 2006/06
「幼児・児童向け社会性の発達促進プログラムと評価の開発」 共著 東北福祉大学感性福祉研究所年報8号 2007/03
「個別対応型健康・福祉サービスの有効性測定について」 共著 東北福祉大学完成福祉研究所年報第8号ウェルネス教育プログラム開発研究A10中間報告書 2007/03
「カウンセリング・エステの実践による被災地住民の健康リテラシーの向上に関する研究 施術者と被災地住民が交わす「言葉」の分析による心理的支援効果の検討」 共著 完成福祉研究所年報 Vol.15 2014/03
「カウンセリング・エステの社会的有効性 -被災住民の変化と施術者の変化-」 共著 感性福祉学年報 第16号 175-182(共) 2015/03
「被災者を対象にした新カウンセリング・エステの創生にむけて -被災時と被災後を留意したステップ-」 共著 感性福祉学年報 第17号 153-160 2016/03
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その他
「対人認知が幼児のコミュニケーションに及ぼす影響の研究」 単著 1986/09 東北心理学会第40回大会東北心理学研究第36号
「幼児・児童の言語的コミュニケーションにおける対人認知の影響に関する発達的研究」 単著 1986/10 日本教育心理学会第28回総会日本教育心理学会発表論文集
「対人認知が幼児のコミュニケーションに及ぼす影響の研究:援助行動を中心にして」 単著 1987/10 日本教育心理学会第29回総会日本教育心理学会発表論文集
「きょうだい構成が年少児への援助行動に及ぼす影響」 単著 1988/11 日本教育心理学会第30回総会日本教育心理学会発表論文集
「年齢の異なる幼児同士の遊びに関する発達的研究」 単著 1989/07 日本教育心理学会第31回総会日本教育心理学会発表論文集
全て表示する(17件)
「複数の年少児に対する年長児の働きかけ」 単著 1990/08 東北心理学会第44回大会東北心理学研究第40号
「家庭内要因が幼児の対人的行動特性に及ぼす影響」 単著 1991/08 東北心理学会第45回大会東北心理学研究第41号
「複数の年少児への対応に及ぼす「親しさ」の影響」 単著 1990/10 日本教育心理学会第32回総会日本教育心理学会発表論文集
「慣れにくい子の対人行動特性の経年変化」 単著 1993/11 東北心理学会第47回大会東北心理学研究第43号
「現代学生の宗教的知識と認識に関する研究 (1): 宗教的イメージの因子分析を中心として」 共著 1996/09 カトリック教育学会第20回大会
「幼児の対人行動特性評価に及ぼす心理的要因(1): 親の養育態度との関連」 単著 1997/09 日本教育心理学会第39回総会発表論文集
「親子関係における相性の認知に関する研究」 単著 2005/09 日本教育心理学会第47回総会発表論文集
「親子関係における相性の認知に関する研究2」 単著 2006/06 東北心理学会第60回大会発表論文集
「子どもが独り立ちする前に考えたい親と子のいい距離感」 単著 2017/02 仙台リビング 2017年2月4日号
ままぱれ宮城版2023年11月号 子育てQ&A 2023/11 ままぱれ宮城版
ままぱれ宮城版 2024年2月号 2024/02 ままぱれ宮城版
巻頭言「自分の〇〇を拭ける論文」 2024/03 東北福祉大学臨床心理相談室紀要第2号
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教育上の能力に関する事項
教育活動
ゼミ研究の個人研究化 卒業論文が必修でないカリキュラムの中で、個人研究であるゼミ論を演習Ⅱ、Ⅲの学生に課している。個々の問題意識を実際に実験調査により具現化させ、まとめさせることで、学生の研究意欲と研究技術の向上に効果があるとともに、各自の希望就職先との関連も重視しているため、就職活動への意識向上にも効果が見られる。
授業評価アンケートの活用 福祉心理学は大教室での履修者数の多い講義ではあるが、評価12項目すべてにおいて大学平均を上回っている。AV教材、PC使用等の工夫や学習への動機付けなどの効果によるものと思われる。通信教育部心理学概論は、スクーリング受講者のアンケートでは、具体的な事例とともに難解な理論を理解できたという満足度の高い回答が多く、福祉心理学科では入学後早めに受講する科目として推奨されている。
多職種連携の経験を生かした講義 社会福祉学科の必修科目である福祉心理学、保健看護学科の選択科目である生涯発達心理学では、多職種連携の実務経験を活かし、心理と福祉、看護、医療、保健の協働を重視する講義内容にしている。
データ分析におけるエクセルの活用 本学において統計分析についてはSPSSが使用されることが多いが、大学卒業後にSPSSを使える環境にいる卒業生はかなり限られるため、SPSSと同時にエクセルやネット上での統計分析ツールを使用して分析する経験もゼミ活動を通して行っている。
研究活動
子育て支援への応用 発達心理学の領域のうち、親子関係をキーワードとして親子関係の観察研究を継続している。その中で子どもに対する評価については評価者の心理的要因が大きく影響することを確認している。現在は生涯発達という視点から、就学前児と青年期という2つの時期について、「親の育児態度」「子どもからみた親像」「親子関係の相性」をテーマに心理的支援に応用している。今後の研究の方向性は、「相性が良くないと認知される、親と子の特性の把握」「親と相性が悪いと感じた子どもの適応の様相および対人関係における特徴の把握」であり、子育て支援事業へのさななる応用も可能となっている。