「対人認知が幼児のコミュニケーションに及ぼす影響の研究:援助行動を中心にして」
日本教育心理学会第29回総会日本教育心理学会発表論文集
年長児から年少児への援助行動を規定する要因として、幼稚園での生活形態に着目し、ピクチャーパズルを遂行課題として実験を行った。その結果、違った2種類のたてわり保育で幼稚園生活を過ごす幼児は、援助行動の生起率と適切性とにおいて大きな違いを示し、日頃の年少児とのかかわり方が、援助行動に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。