「対人認知が幼児のコミュニケーションに及ぼす影響の研究」
東北心理学会第40回大会東北心理学研究第36号
年長児が年少児へ情報を与える際の発話に関して、相手の年齢に応じて,話し方を変えることができるか否かを検討した。その結果、(1)4歳児は既に年少児(2歳児)に対して「分かりやすく」話そうとする姿勢をとること、(2)伝達課題である情報が複雑になるほど自己中心的な不完全な発話になる傾向があることの2点を見いだした。