研究者情報
研究者基礎情報
研究者情報
学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
五十嵐 守
氏名(カナ)
イガラシ マモル
氏名(英語)
Igarashi Mamoru
所属
健康科学部 リハビリテーション学科(理学療法学専攻)
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
 
学歴
2006/03 山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科保健医療学専攻理学療法分野 修士(保健医療学)【乳児期における上肢運動パターンに関する研究】
2017/03 東北大学大学院医工学研究科 博士(医工学)【初期乳児期における自発的な肘の屈曲伸展運動の定量評価】
学位
博士(医工学)
学会及び社会における活動等
日本理学療法士協会、宮城県理学療法士会、日本小児神経学会、赤ちゃん学会、IEEE、日本重症心身障害学会
研究分野
その他 リハビリテーション科学・福祉工学、生体医工学・生体材料学、認知科学 その他 乳児、ジェネラルムーブメント、複雑系、脳性麻痺、自閉症
著書
『重症心身障害児のトータルケア改訂第2版』 共著 ヘルス出版社 2017/09
論文
修士論文「乳児期における上肢運動パターンに関する研究」 単著 山形県立保健医療大学大学院 2006/03
「FFTスペクトルを用いた初期乳児期の自発運動の経時的変化の検討―肘の屈曲伸展運動に着目して―」 共著 日本人間工学会 第56回大会、芝浦工業大学 2015/06
「初期乳児期における自発運動の変化を示すパラメータについての検討-肘屈曲伸展運動の角加速度と角躍度に着目して-」 共著 脳と発達 2017/01
博士論文「乳児期初期における自発的な肘の屈曲伸展運動の定量評価」 単著 東北大学大学院 2017/03
Differences in Sequential Transform of Spontaneous Movements Revealed by Angular Acceleration and Angular Jerk of Elbow Flexion-extension Movements between Infants with Autism Spectrum Disorder and Healthy Infants./Sole Author/TFU Journal/2021/03
その他
「小児の運動発達に対するカオス解析の有効性について」 その他(発表学会等) 2005/12 全国肢体不自由児施設療育担当者職員研修会
「初期乳児期における自発運動の変化を示すパラメーターの検討」 その他(発表学会等) 2015/03 日本人間医工学システム大会
「FFTスペクトルを用いた初期乳児期の自発運動の経時的変化の検討-肘の屈曲伸展運動の加速度に着目して-」 共著 2015/06 日本人間工学会誌 第51巻特別号 (日本人間工学会第56回大会講演集)
「Chaos Analysis of the Sequential Transform of Spontaneous Movements of Early Infants: Angular Acceleration of Elbow Extension–Flexion Movements」 その他(発表学会等) 2016/03 62. GfA-Conference. RWTH University. Aachen Deutschland
「初期乳児期における自閉症スペクトラム障害児と健常児の自発運動の比較」 その他(発表学会等) 2019/04 第10回日本ニューロリハビリテーション学会学術集会 兼 第1回日韓台ニューロリハビリテーション学会
教育上の能力に関する事項
教育活動
講義科目においては、国家試験合格を念頭に置き、基本的事項を十分に理解できるよう配慮する。具体的には視聴覚教材を用い、ミクロ的及びマクロ的な概念をイメージしやすいよう授業を構成する。また、復習に重点をおき知識の定着に努める。さらに実際の治療場面を想定し必要最低限の技術を行使できうる知識を伝授する。その際、理解を深めるために双方向のディスカッションを行い理解度の把握に努める。
演習科目においても、国家試験合格を念頭に置き、基本的事項を十分に理解できるよう配慮する。さらに、セラピスト側の立場からだけでなく、患者様の視点に立った考えができるようロールプレーイング等を行い、多面的な見方ができるようにする。また与えられた課題に対し、疑問点を抽出し解決できる力を養成する。これらを通してリハビリテーション分野の職業人としての自覚を促してゆく。
実習科目においては、業務上必要なテクニックを伝授する。現在広く用いられているものを中心にはするが、幅広く一方に偏ることなく、いろいろな考え方があることを伝える。
研究活動
小児の発達、特に出生直後からの早期乳幼児期の発達が研究の中心である。この時期の乳児の自発運動、ジェネラルムーブメントは脳性麻痺だけでなくADHDやPDDなどの障害の予後予測にも有効であると考えられており評価法も確立しつつある。しかし、客観的な数値での評価の方法は確立されていないので、運動のスムースさの評価手法やカオス解析の手法を用いることで表すことができないかを鋭意研究しているところである。