研究者情報

• 石井　誠一

学歴

• 1977/04　1983/03　東北大学　医学部　医学士　卒業
• 2008/07/2011/04/University of Illinois at Chicago/Department of Medical Education/Accomplished Credits for Doctoral Program

学位

• 医学博士

学会及び社会における活動等

• 2005/05　医療系大学間共用試験実施評価機構委員

研究分野

• 科学教育・教育工学　医学教育学　医療社会学　医学教育学

著書

• 日本の医学教育の挑戦　共著　篠原出版新社　2012/07

論文

• Feasibility and effectiveness of cardiac auscultation training with a cardiology patient simulator for first-year medical students.

  /Joint Author/Cardiol. 2022 Jun 21;S0914- 5087(22)00153-8. doi:10.1016/j.jjcc.2022.06.007./2022/07

• Employment of color Doppler echocardiographic video clips in a cardiac auscultation class with a cardiology patient simulator: discrepancy between students' satisfaction and learning.

  /

  BMC Med Educ. 2021 Dec 6;21(1):600. doi: 10.1186/s12909-021-03033-8.

  /2021/12

• Variation in effectiveness of a cardiac auscultation training class with a cardiology patient simulator among heart sounds and murmurs.

  /

  J Cadiol. 2017 Aug;70(2):192-198. doi: 10.1016/j.jjcc.2016.10.011. Epub 2016 Dec 1.

  /2017/08
• Questionnaire-Based Development of an Educational Program of Traditional Japanese Kampo Medicine./Tohoku J Exp Med. 2016 Oct;240(2):123-130. doi: 10.1620/tjem.240.123./2016/10
• Number of papers published in English from the nursing departments of 42 national universities in Japan in the past ten/Nurse Educ Today . 2016 Mar;38:138-43.  doi: 10.1016/j.nedt.2015.11.028.  Epub 2015 Dec 12./2016/03

その他

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教育活動

• 艮陵医学振興会医学研究助成金「医学科学生と研修医の地域流動性解析による卒後臨床研修活性化への戦略策定」　東北６県の医学科学生の卒後の動向ならびに全国都道府県の臨床研修医の動向等を調査して、医学科学生・研修医の流動性に係る諸因子を明らかにし、宮城県および東北地方における卒後臨床研修活性化へのプランを提示した。
• 文部科学省　海外先進教育研究実践支援プログラム「一貫性のある医学教育プログラム開発」　米国における最新医学教育の実情の視察・調査、並びに, 調査の成果に基づく、東北大学の医学教育プログラムの改革推進を行った。期間中に、ハーヴァード大学、ブラウン大学、ハワイ大学の医学部を６週間に亘り視察・訪問した。

研究活動

• 文部科学省科学研究費補助金　基盤C一般「患者中心医療を促す医師・医学生のEmotional Intelligence分析」研究代表者　平成21年度〜23年度　2,420,000円　医療従事者に不可欠な共感的態度・対人関係能力などに係るEmotional Intelligence（邦訳は感情知性、心の知能など）に着目し、医学科学生のEIとコミュニケーション能力等の分析を試みた。また、医学科新入生を対象に医師となる理由を分析し、医師のプロフェッショナリズムに関する意識についても国際比較検討を行った。
• 文部科学省科学研究費補助金　基盤（C）一般「卒前教育が医学科学生の外科医志望に及ぼ 影響の質的研究」研究代表者　平成24年度〜26年度　2,640,000円　目的：医学生の外科志望に関する因子を分析する。対象と方法：外科研修中の若手医師のべ 39名（男32、女7）に、12回のインタビューを実施した。結果：以下の主題が抽出された。１．若手外科医は「臨床実 習・卒後研修の外科経験」により、「患者さんの回復への直接貢献」、「技術の習得と治療への応用」に魅力を感じ、 「外科的思考と方法論が合っている」と思い、外科を専攻していた。２．外科敬遠の理由は、「ワーク・ライフ・バラ ンス困難さ」、「給与に反映されない」だが、若手外科医はそれらを厭わない傾向が共通した。３．外科医増のため、 卒前の「患者さんの回復過程を体験する機会」、卒後の「基本手術の執刀経験」等が挙げられた。
• 文部科学省科学研究費補助金　基盤（C）一般「医学科学生の医療プロフェッショナリズム能力の評価法開発」研究代表者　平成28年度〜30年度　2,470,000円　医学科学生の医療プロフェッショナリズム能力の評価法を検討した。研究代表者の所 属大学における医学科学生の３・４年次のグループ学習の評価、共用試験OSCE・CBTの成績、５年次の実習の評 価、６年次卒業試験の成績を中心にデータを収集した。３年次グループ英会話の評価並びに４年次PBLグループ学習の評価と５年次臨床実習の評価を比較すると、３年 次－５年次、４年次ー５年次ともに正の相関を認め、臨床実習前のグループ学習の評価が臨床実習での評価を予 測し得ることが示唆された。一方、５年次臨床実習不合格者の不合格要因の多くはプロフェッショナリズムに反 する行為であり、共用試験OSCEの結果からは予測できなかった。