研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
半澤 利一
氏名(カナ)
ハンザワ トシカズ
氏名(英語)
Hanzawa Toshikazu
所属
総合福祉学部 福祉心理学科
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
半澤 利一
学歴
1986/03 福島大学教育学部 卒業 (教育学士)
1987/04 福島大学大学院教育学研究科 入学
1989/03 福島大学大学院教育学研究科 修了 教育学修士(心理学)【空間象徴図式の構造に関する研究】
学位
教育学修士(心理学)
学会及び社会における活動等
2023/11 日本家族療法学会 倫理委員会副委員長
2023/06 日本家族療法学会 理事
2023/05 日本犯罪心理学会 特別号編集委員
2021/11 日本家族療法学会 倫理委員
2021/07 日本犯罪心理学会 東北地区理事
全て表示する(10件)
2021/05 法務省青葉女子学園 篤志面接委員
2021/04 日本家族療法学会 東北地区代議員
2021/04 宮城県再犯防止推進ネットワーク会議 委員
2019/04 仙台家庭裁判所 家事調停委員
2018/04 日本犯罪心理学会 編集委員
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研究分野
その他 心理学 その他 犯罪と非行,青年期,家族,思考と感情,心理査定,心理社会的支援
著書
『犯罪心理学事典』 共著 丸善出版株式会社 2016/09
『現代と未来をつなぐ実践的見地からの心理学』(改訂版) 共著 八千代出版 2019/03
『詳解 公認心理師過去問題集~第2回・第1回追加・第1回』 共著 成美堂出版 2020/03
『スピード攻略! '22年版 公認心理師集中レッスン』 共著 成美堂出版 2022/03
『スピード攻略! '21年版 公認心理師集中レッスン』 共著 成美堂出版 2021/03
論文
「少年調査と保護的措置におけるMRIモデルの活用」(査読あり) 単著 日本犯罪心理学会『犯罪心理学研究』 第48巻2号 2011/02
「離婚調停で悩む夫婦に対する心理教育的支援と介入」(査読あり) 単著 日本家族研究・家族療法学会『家族療法研究』第29巻第2号 2012/08
「家庭裁判所~家事調停という家族支援」日本家族療法学会『家族療法研究』第40巻3号 単著 家族療法研究 2023/12
その他
「離婚しても子どもを幸せにする方法」(書評) 単著 2000/11 東京家庭裁判所家庭事件研究会発行『ケース研究』第264号
「非行臨床の理論と実践-被害者意識のパラドックス-」(書評) 単著 2013/09 日本家族研究家族療法学会『家族療法研究』第30巻第2号
「愛されること」 単著 2004/03 桜の聖母学院幼稚園・小学校機関紙『のびる』第97号
「親のすること」 単著 2005/03 桜の聖母学院幼稚園・小学校機関紙『のびる』第99号
「世の中とのつき合い」 単著 2006/03 桜の聖母学院幼稚園・小学校機関紙『のびる』第101号
全て表示する(22件)
「暴走族リーダーのロールシャッハ反応」(学会発表) その他(発表学会等) 1998/11 日本ロールシャッハ学会第2回大会,中京大学
「友だちを亡くした不良少年」(学会発表) その他(発表学会等) 1999/05 包括システムよる日本ロールシャッハ学会第5回大会,順天堂大学
「学校と非行臨床-青少年との対話-」(シンポジウム・企画・話題提供) その他(発表学会等) 2007/09 日本犯罪心理学会第45回大会ミニシンポジウム,ビックパレットふくしまにて開催
「児童と青年期」(座長) その他(発表学会等) 2011/07 国際ロールシャッハ及び投影法学会第20回日本大会,国立オリンピック記念青少年センター
「孟母の教え」 単著 2008/03 桜の聖母学院幼稚園・小学校機関紙『のびる』第105号
「裁判員裁判のいまとこれからー法曹と心理学のまなざしでー」(シンポジウム・企画) その他(発表学会等) 2015/09 日本犯罪心理学会第53回大会,東北大学にて開催
「調査研究発表A(矯正)」(座長) その他(発表学会等) 2016/06 包括システムによる日本ロールシャッハ学会第22回福岡大会,西南学院大学
「自由報告1」(司会・座長) その他(発表学会等) 2017/12 日本更生保護学会第6回大会、コラッセ福島
「福島の今、そしてこれから」(司会) その他(発表学会等) 2018/06 包括システムによる日本ロールシャッハ学会第24回大会、福島大学
「大学生の今日的課題」 単著 2018/11 仙台市保護司会連絡協議会機関誌「しほれん」第22号
「若年者と司法福祉」(指定討論者) その他(発表学会等) 2021/12 日本司法福祉学会
「倫理委員会主催の語り場:家族療法の倫理について様々な問題を出し合い、語り合うラウンドテーブル・ディスカッション」 その他(発表学会等) 2022/09 日本家族療法学会第39回、淡路島大会
「法制度と家族支援」座長 その他(発表学会等) 2023/09 日本家族療法学会第40回福岡大会
一般演題発表(座長) その他(発表学会等) 2023/09 日本家族療法学会第40回福岡大会
『「生き死に」を扱う司法臨床』(シンポジスト)日本家族療法学会第39回淡路島大会 共著 2023/04 日本家族療法学会第39回淡路島大会
『法制度と家族支援』(座長)日本家族療法学会第40回福岡大会 共著 2023/04 日本家族療法学会第40回福岡大会
「家事調停のいまとむかし」 単著 2024/07 仙台調停協会
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教育上の能力に関する事項
教育活動
司法・犯罪心理学の本質と実践的方法 個人や社会の負の側面,暗部を映す行為と言える犯罪や非行という現象を分析し,それらを形作る動因や誘因を見出し,予防や低減ないし解消して行く方法を学ぶ。またその臨床活動や家庭内紛争の調整においては,一般の心理臨床による福祉的・教育的作用を基本としながら司法的作用を導入することが不可欠となるため,それらの作用や効果の違いを踏まえて,先行研究や事例研究,ロールプレイを通じて実践的方法を修得することになる。素材は,犯罪学や犯罪社会学,法律学、罪や刑罰の歴史的な概観を含めた犯罪・非行心理学や家族心理学、家族法の基本的な理論から、それを応用した実践的な方法論までを視野に入れ,学生の関心に留意しながら文献や課題を選定する。
学修方法の創造的工夫 演習では,段階的な課題提示によって受講生の知的好奇心を刺激し,情報探索活動を推奨する。毎回課題に沿った調査をグループで協力して行い,収集した情報を分析して理解し、構成して効果的に発表する方法を体験的に学ぶ。さらに、互いの発表を評して意見し合うことで理解を深め,触発されて気づき,新たな問いを立てるなど学生の学び合いを指導し、支援する。講義においては,歴史的な概観を含め,主要な概念や理論のポイントになる部分を事例などを紹介しながらわかりやすく効果的に伝えることで,臨床実践につながる能力の養成に重点を置く。
キャリア形成支援 将来にわたるキャリア形成を見据え、司法矯正職員(家裁調査官、法務省専門職員(人間科学)などの国家公務員)の志望者向けに家庭裁判所や法務省矯正管区で開催するインターンシップなどについて情報提供し、参加を支援する。地方公務員や福祉系職員、民間企業志望者にも個別の進路相談に応じている。
研究活動
心理社会的支援の実践と伝達 司法・矯正・更生保護領域を始め,保健福祉領域や裁判員制度など,広く人と人が関わる社会的場面への介入で,人々や役割の連携を支援することで,個々や機関が円滑に機能するための方法論を策定している。一般向け講演会や専門家向け研修会で講義やロールプレイによる指導を重ねることで,自ら実践的な経験で得た知見を明確にして構成し,学修者や専門職に実践法を効果的に伝えることを心掛けている。