論文

基本情報

氏名 大瀧 亮二
氏名(カナ) オオタキ リョウジ
氏名(英語) Otaki Ryoji
所属 健康科学部 リハビリテーション学科(作業療法学専攻)
職名 講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

脳卒中後Alien hand syndromeを呈した症例に対する身体意識に着目した介入の試み

単著・共著の別

共著

概要

Alien hand syndrome(AHS)は,他人の手徴候や強制把握,道具の強制使用,拮抗失行などの症状があり,これらは疾患や病巣によりさまざまである.AHS に対し明確なリハビリテーションは確立されていない.近年,中枢神経障害の病態解釈において自己の身体意識に含まれる運動主体感(SoA)や身体所有感(SoO)が着目され,AHS でも SoA と SoO の低下が示唆されている.今回,AHS の症状や情緒の不安定により日常生活動作(ADL)が阻害された症例に対し,身体意識に着目した介入を行った結果,症状が消失しADL の自立度が向上した.AHS に対し身体意識に着目した介入が有効である可能性が示唆された.

発表雑誌等の名称

作業療法 44(2)

発行又は発表の年月

202504