Decreased Tactile Sensitivity Induced by Disownership: An Observational Study Utilizing the Rubber Hand Illusion
ラバーハンド錯覚(RHI)を用いて身体所有感の低下が触覚感度閾値に与える影響を検討した。結果、RHI操作後に被験者は所有感の低下を報告し、触覚感度閾値が上昇することが確認された。また、触覚検出率の変化と身体所有感の喪失スコアには負の相関が見られた。これにより、身体所有感の低下が感覚障害を悪化させる可能性が示唆され、RHIが感覚障害の評価ツールとして有用である可能性が示された。
Frontiers in Systems Neuroscience vol.15