特集「作業療法士の多様なキャリアのあり方:若手リーダーの職場マネジメント」(305-311頁)を担当。
近年の作業療法士の活躍の場やキャリアの歩み方は多様化している。臨床、管理、教育、研究、起業など様々なカテゴリーからキャリアを考える特集が設けられ、私は管理(マネジメント)を担当した。作業療法士の中でも役職の有無や組織の規模に関わらず、チーム、委員会など様々な場面で中心的な役割を担うことが多い。その際に、「マネジメント」に関する知識や理解が有用である。本稿では、特定の役職者だけでなく、多くの読者が直面する可能性のある様々な立場で活用できるマネジメントの考え方や重要なポイントについて概説した。