第4章「代表的な上肢機能アプローチ:Graded Repetitive Arm Supplementary Program(GRASP)」(118-121頁)
第5章「EBPに焦点を当てた事例報告のまとめかた:Graded Repetitive Arm Supplementary Program (GRASP)復職および生きがいである社交ダンスを再開した脳卒中片麻痺者の事例」(174-175頁)の各章を担当。
身体障害領域の臨床実習や卒後教育に役立つ書籍。脳卒中後上肢麻痺に対する作業療法における代表的アプローチの章を担当した。上肢機能の改善だけでなく、生活内の麻痺手使用量を高めることができる有効な手段としてカナダで開発されたGRASPという手段がある。GRASPは療法士との作業療法以外の時間も有効活用することができる自己管理型プログラムであり、カナダの脳卒中治療ガイドラインでも紹介されている。私達は日本語版GRASPを作成し、書籍内でGRASPの事例報告もした。
(全頁数202頁。竹林崇、大瀧亮二、友利幸之介、他)