コホート研究を通じた地域住民のソーシャルサポートと健康維持に関する研究
山形大学医学部が自治体・医療機関・民間企業と協力して推進する地域住民対象の「山形県コホート研究」のチームの一員として、地域住民の健康長寿に関するビッグデータを用いた疫学研究に従事している。主な研究内容としては、ソーシャルサポートの量と質が、健康状態(身体的・精神的)や健康関連行動(運動習慣、食生活など)に及ぼす影響を横断的・縦断的に分析した。研究成果としては、ソーシャルサポートの機能的側面が多いほど、生命予後や健康状態が良い傾向があることが示唆された。