統合医療としての鍼灸の効果に関する研究
近年、高齢者医療において注目されている統合医療の分野においては、自身の資格を活かして鍼灸の効果に関する研究を積極的に行った。具体的には、鍼灸による疼痛緩和効果、リラクセーション効果、自律神経調整作用などに着目し、ランダム化比較試験や観察研究など、多様な研究デザインを用いてエビデンスを収集した。特に、慢性疼痛患者に対する鍼灸の有用性に関する研究に注力し、QOL向上や症状緩和に寄与する可能性を示唆する結果を得ている。