T県内の市町における重度身体障害者のサービス受給時間数とサービス種類に関する調査研究
日本社会福祉学会第61回秋季大会(北海道北星学園大学)
重度障害者の自立生活を支える自治体の支援体制調査結果をさらに分析した。重度訪問介護の上限時間数では、自治体間で200時間以上の差があったが、その原因は自治体の財源不足、福祉サービス資源の不足、そして資源不足の状況が当事者の自立生活を諦めさせ、その結果自治体がニーズの認識を持たないという悪循環に陥っていることを明らかにした。