継続的な福祉教育の質を担保するための福祉教育推進プラットフォームのあり方に関する一考察 ~とちぎ福祉教育研究会の研究より
第18回日本福祉教育・ボランティア学習学会(茨城県常磐大学)
栃木県内で行われている「地域指定型」の福祉教育実践の効果を研究した。研究対象を栃木県社会福祉協議会の「小地域で考える福祉教育事業」の指定実践地域とし、それぞれのプログラムの特徴とその効果を分析した。効果的な福祉教育を継続するには、学校や地域単独の実践では限界があり、その点地域指定型プログラムは質の担保、継続性という点で効果があることが確認された。課題としてはプラットフォームを維持するためのコーディネートをどこが行うのか、その専門性をどう担保するかであることを指摘した。