多彩な精神症状を伴ったアルコール性肝硬変の1例
第70回日本心身医学会東北地方会, 東北大学
本症例は,アルコール性肝硬変の経過中に,不眠,焦燥感,抑うつ,見当識障害など多彩な精神症状を呈した例である。身体合併症に対し大量の向精神薬が用いられ,嗜眠や歩行困難が目立ったが,身体状態の改善を優先した治療,向精神薬調整,心理・生活環境への支援により精神症状は軽減した。心身両面からの包括的介入の有用性が示された。(共著者:三浦裕介, 名和界子, 斎藤順子, 佐々木大輔)