家族システムの調整が有用であった摂食障害の一例
第72回日本心身医学会東北地方会演題抄録, 東北大学
本症例は,摂食障害を呈した成人例であり,生活上の大きな変化を契機に食思不振と肥満恐怖が増悪し,食事制限が持続していた。治療への不満や家族への強い要求が語られたため,家族面接を導入した。介入過程で家族内の役割関係が再編され,家族システムの調整が進むにつれ症状と身体状態は改善した。家族介入と交流分析の枠組みの有用性が示された。(共著者:齊藤順子, 名和界子, 榎戸正則, 佐々木大輔)