Navicular drop test(NDT),Q-angle,Craig testの検者内信頼性,検者間信頼性,Q-angleとCraig testにおいて,ゴニオメーターとデジタル画像での測定角度について比較し検討した。すべての下肢アライメントで経験年数2年の検者Bに比べ経験年数4年の検者Aにおいて検者内信頼性が高く,検者AにおいてICC(1, 3)で0.9以上を示した。NDT,Q-angle,Craig testにおいて検者間信頼性は低かった。Q-angleとCraig testにおいてゴニオメーターとデジタル画像上での測定では信頼性に大きな差はなかった。下肢アライメント測定は測定に熟練した同一検者において3回測定することで精度を上げることができると考えられる。
pp. 112-119
横山寛子, 尾田敦, 白石彩佳, 鳩岡洋太, 石川大瑛, 前田健太郎, 浦本史也, 伊藤亮太, 藤林直樹, 鹿内和也, 川口陽亮, 渡邉好孝