歩行時の自覚的な脚調査(PLLD)の評価方法として簡易装着型の補高(Dynamic Block Test:DBT)を使用し,立位姿勢におけるBTの結果が歩行時におけるPLLDを反映できるかを検討した。本研究結果より,術前,術後1W,2W,3Wの全てにおいて静止立位で評価を行うBlock TestとDBTの間に強い正の相関関係がみられることが明らかになった。このことより,歩行時のPLLDに関して,術前,術後のどの時期においても,BTの結果を反映できることが示唆された。
鈴木佑介,佐藤悠,高橋未倫,鈴木せかい,横山寛子,佐々木唯,鳩岡洋太,渡邉好孝