当院における女子学生アスリートの月経随伴症状に関する実態調査

第7回日本スポーツ理学療法学会学術大会

女子学生アスリートの月経随伴症状に関する実態調査を実施した。月経随伴症状のある選手は67％、月経に伴うパフォーマンス低下を感じる選手は50％、月経随伴症状への対処法として我慢するしかないと答えたのは52％、続発生無月経の既往があったのは7％であった。半数の女子学生アスリートは月経に伴うパフォーマンスの低下を感じながらも、適切な対処法の知識が乏しかった。
今後は選手のみならず、保護者や指導者に対して、PTが整形外科医や産婦人科医と連携しながら月経随伴症状に関する適切な対処法の啓蒙をしていくことが必要であると考える。

佐藤友梨花,星合香,千葉渉,鈴木佑介,横山寛子,鈴木勝也,佐藤綾香,坂下咲希恵,佐々木健