膝前十字靭帯(ACL)再建術後の再損傷予防を目指し、Criteria based guidelineを用いたACL再建術後リハビテーションを実施している。術後リハビリテーションを5つのステージに分割し、各ステージに動作課題を含む達成基準を設定し、基準を満たすことで次ステージに進めている。全達成基準を満たし術後1年での競技復帰率は29.2%、競技復帰時期9.2±1.5ヶ月であった。再損傷予防が不十分なまま競技復帰している選手が少なくないと考えられた。
逸見瑠生,横山寛子,瓜田一貴,高田ゆみ子,斎藤有紀,前田和志,増野夏香,葛原康介,四戸大地,石岡新治,前田凱,塚本利昭,津田英一