本研究は、地域在住高齢者における休息・活動リズムと身体・認知機能の関連を検証したものである。65歳以上31名を対象に身体・認知機能を評価し、Actiwatchを7日間装着して休息・活動リズム指標を算出した。その結果、リズムの断続性(IV)は下肢筋力を反映する椅子立ち上がり動作と関連し、日中活動量(M10)は歩行速度、下肢筋力、記憶課題成績と有意な関連を示した。これらの結果から、休息・活動リズムの乱れが身体・認知機能の低下と結びつく可能性が示唆され、地域高齢者の生活実態をさらに調査する必要性が示された。
久米裕, 前川弘樹