(1~14頁)を担当。
各都道府県に一校以上存在する公立通信制高校に注目し、宮城県美田園高校をはじめ2000 年代に新たに設置された通信制課程のみを置く独立校の生徒支援の実態について検討した。各校で、弾力的な入学選抜システムの導入や教育課程の編成、遠隔学習のための協力校設置や ICT 環境の整備等の学習支援システムの構築に取り組んでおり、特に個別的な学習支援については、地域コミュニティに根ざした重層的な支援システムの組織化と持続化が課題となっている。
(全頁数15頁。金井徹、後藤武敏、下村一彦)