目的:前脛骨筋と中殿筋への機能的電気刺激(FES)が歩行に与える即時効果を歩行補助具が必要な脳卒中患者も含めて検討した。
方法:脳卒中患者14名の歩行をFESあり・FESなしの条件で比較した。評価項目は、歩行速度、ケイデンス、ストライド長、麻痺側股・膝関節の運動範囲、麻痺側大腿・下腿の運動範囲とした。
結果:FESありがFESなしに比べて歩行速度(p=0.035)、ストライド長(p=0.018)、麻痺側下腿の運動範囲(p=0.026)で有意に改善した。
BioMed Research International 2020, 8659845. https://doi.org/10.1155/2020/8659845
Araki S, Kawada M, Miyazaki T, Nakai Y, Takeshita Y, Matsuzawa Y, Yamaguchi Y, Ohwatashi A, Tojo R, Nakamura T, Nakatsuji S, Kiyama R