左皮質下出血(頭頂葉) により感覚低下を呈する発症後49 日経過した患者に対して、電気刺激と振動刺激の併用療法が感覚障害に与える影響を検討した。介入はA 期:sham 刺激、B 期:電気刺激、C 期:電気刺激+振動刺激とし、各期2 週間の10 回とした。表在感覚をSemmes Weinstein Monofilament test、深部感覚をJoint Position Senseで測定した。結果は表在感覚がB期、深部感覚はC期で改善した。
荒木草太, 松元秀次, 奥美幸, 東條竜二, 中村俊博