ウォークエイド®の使用により歩行能力が改善した慢性期脳卒中片麻痺者の1例
第29回鹿児島リハビリテーション医学研究会
ウォークエイド® (以下,WA) は軽度下垂足に適応があり,遊脚期に足関節背屈を誘発することができる機能的電気刺激装置である。下垂足を認める右被殻出血により左片麻痺を呈した60歳代の男性(罹病期間57週)に対して,WAを用いて歩行練習を実施した結果、足関節背屈機能や歩行能力が改善したことを報告した。荒木草太、坂下裕司、富岡一俊、松元秀次